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【拉致問題アワー #565】和田有一郎議員が質問 日本政府は拉致問題解決に「最大限の努力」をしてきたのか、林官房長官・上川外務大臣が答弁[桜R6/5/3]
北朝鮮による拉致被害者救出のために、ご家族や関係者の話や集会などのVTRを交え、これまでの経緯や政府の対応、今後の課題などについて考察します。
司会:増元照明(前「家族会」事務局長・増元るみ子さんの弟)
【国民ひとりひとりの胸にブルーリボンを!】
各種ブルーリボンバッジやブルーリボン・グッズは、「救う会」「特定失踪者問題調査会」などでお求めになれます!
・ 救う会 TEL 03-3946-5780 MAIL [email protected]
http://www.sukuukai.jp/index.php?itemid=1145
・ 特定失踪者問題調査会 TEL 03-5684-5058
http://chosa-kai.jp/hanbai.html
≪ご意見・ご質問 募集!≫
※ 拉致被害者を取り戻すための方法や、増元照明へのご質問やお便りなど、皆様の声をお寄せください! コメント欄のほか、郵送やメール、FAX でも受け付けております。 いただいた内容は、番組にてご紹介させていただく場合もございます。 どうぞ宜しくお願いいたします!
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-1-16 日本文化チャンネル桜 「拉致問題アワー」係
メール [email protected] FAX 03-3407-2432
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
http://www.ch-sakura.jp/579.html
◆チャンネル桜公式HP
http://www.ch-sakura
<永田町ポリティコ> 補選全敗でも政権基盤が揺るがないことこそが自民党の最大の問題だ
統一教会との関係や裏金問題などで政治不信がピークを迎える中、4月28日に全国の3つの選挙区で行われた補欠選挙で、自民党は2つの不戦敗を含む全敗という結果に終わった。
特に今回の補選で自民党が唯一独自候補を擁立した島根1区では、細田博之衆院議長の死去を受けた弔い選挙であったにもかかわらず、立憲民主党公認の亀井亜紀子氏に2万4,794票もの大差をつけられる惨敗だった。竹下登元首相、桜内義雄衆院議長などを輩出した保守王国島根で自民候補が敗れるのは今の選挙制度が始まってから初めてのこととなる。特にこの選挙区については、他の2つの選挙区のように自民党の現職議員の不祥事による辞任を受けたものではなく、現職の衆院議長の死去を受けたもので、岸田首相自身が2度も応援に地元入りする力の入れようだっただけに、党内には衝撃が走っている。
普通であれば今回の選挙結果によって「岸田首相の下では選挙は戦えない」ことが明らかになったと見做され、首相自らが退陣しない場合、岸田降ろしが起きても不思議はない状況だ。しかし、今の自民党は岸田首相に取って代わることができる総理総裁候補が見当たらないほど、党勢が弱体化している。いろいろな名前は取り沙汰されるが、今回有権者から明確にノーを突きつけられた現在の自民党の体質を根本から変えることが期待できそうな政治力や胆力のある政治家が見当たらない。
そうした状況を熟知してか岸田首相は持ち前の鈍感力をフルに発揮し、退陣はおろか9月の自民党総裁選以降も首相の座に居座る気が満々だという。
ゴールデンウィーク明けには国会で政治資金規正法の改正案の審議が本格的に始まる。しかし、今のところ自民党からは、今回の裏金問題の原因となった法律の抜け穴や、使途を公開しないまま億単位の政治資金を湯水のごとく自由に使うことが可能になっている法律のあからさまな欠陥を修正する案は出てきそうにない。岸田政権としては、政治資金規正法に実効性のある改正などを行ってしまえば、そうでなくても不人気なところに輪をかけて党内の支持を失うことがわかりきっているため、あえて的外れな改正案しか出さないようにしているのだ。そうした弥縫策でお茶を濁しながら6月23日の閉幕まで国会を乗り切り、夏の外交日程を無事にこなせば、9月の総裁選では他に有力な対抗馬がいない以上、岸田氏が楽に勝利できると岸田氏とその周辺は考えているようだ。
しかし、今回野党、とりわけ立憲民主党はかなり踏み込んだ政治資金規正法の改正案を打ち出している。メディアがどれだけ自民党案のデタラメさと立憲案の本気度を報じるかにもかかっているが、岸田政権の中枢が描いた再選シナリオ通りに事が運ぶかどうかは未知数のところがある。
その場合に備えて、岸田首相周辺からウルトラCの計画があるとの情報がある。連休明けにどこからともなく補選全敗に対する茂木幹事長の責任論が浮上し、それを受けて首相は幹事長を石破茂氏に交代させるというのだ。国民的な人気の高い石破氏の起用は、政権の支持率の浮上に寄与する可能性は十分にある。無論、石破氏がそれを受けるかどうかも含め、まだ予断を許さない状況ではあるが、長らく非主流派に身を置き「干されて」きた石破氏にとっては、幹事長再任は10年ぶりの晴れの舞台への返り咲きとなり、確かに魅力的なオファーではあるかもしれない。ただしその場合、石破氏は9月の総裁選には出られなくなる。もっとも、幹事長として政治改革を断行し党勢の建て直しを図れば、岸田氏の次を狙える可能性は出てくるかもしれないが、いずれにしてもそうなった場合、石破氏にとっては政治家人生における大きな決断が迫られることになるだろう。
今回の補選の結果は、有権者から自民党の旧態依然たる政治スタイルそのものにノーを突きつけられた結果と見る向きもある。3補選で勝利した立憲民主党の3候補のうち2人は女性で、東京15区の酒井菜摘元江東区議は自らががんや不妊を克服した過去を公開して選挙戦に臨んだ37歳の元看護師だ。政治は確実に変わり始めている。
今回の補選の結果が自民党政治の終わりの始まりとなるのか、自民党の伝統芸である復元力が発揮され、再び自民党が党勢を回復するのか。今後の政治の動静に注目したい。
3補選の結果と、補選後の政局の見通し、それでも岸田政権が悠然と構えていられる理由などについて、政治ジャーナリストの角谷浩一とジャーナリストの神保哲生が議論した。
(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)
【猫ひたRADIO】2024年2月15日③
番組のMCアシスタントを務める岡村帆奈美アナウンサーと照井七瀬アナウンサーがTVでは紹介しきれなかったメッセージ紹介や猫ひたのメンバーとの生電話、放送の裏側トークなど盛りだくさんで不定期生配信中している人気音声コンテンツの収録風景をお届け。
※あくまで音声コンテンツの配信の様子を覗き見るつもりでお楽しみください♪
【猫ひたRADIO】2024年2月15日②
番組のMCアシスタントを務める岡村帆奈美アナウンサーと照井七瀬アナウンサーがTVでは紹介しきれなかったメッセージ紹介や猫ひたのメンバーとの生電話、放送の裏側トークなど盛りだくさんで不定期生配信中している人気音声コンテンツの収録風景をお届け。
※あくまで音声コンテンツの配信の様子を覗き見るつもりでお楽しみください♪
介護職員と看護師5人が入院患者に「性的な虐待」・・・陰部を直接もむ・わいせつな声かけも 国立大牟田病院が会見で謝罪
福岡県大牟田市の国立病院機構「大牟田病院」で、障害がある入院患者が介護職員や看護師から性的な虐待行為を繰り返し受けていた問題。病院は2日午後4時から会見を開き、経緯を説明しました。
オリジナル記事を読む
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1150098
WACHA★WACHA Chain Reaction#102《DuelJewel》
《出演》
ゲスト:DuelJewel
MC:山本昇
「前回のゲストから次のゲストにバトンをつなぐ」をコンセプトに
メンバーが前回ゲストからのミッションを受け写真や動画を紹介していくコーナー!
前回ゲストからのミッションに《DuelJewel》が答えます★
次回ゲストへのミッションも発表!!
最強王図鑑 ~The Ultimate Battles~ 第18話 【レギュラーマッチ】アンドリューサルクス VS ホッキョクグマ
Mr.モースト:川原慶久
原作:Gakken 「異種最強王図鑑」/総監修:Gakken 「最強王図鑑」編集部/目黒哲也/総監督:湯山邦彦/監督:岸本真太郎/シリーズ構成:佐藤慎司/キャラクターデザイン:今井トゥーンズ/音響監督:小泉紀介/音楽:上町裕介/アニメーション制作:OLM Digital/原作協力:實吉達郎/なんばきび/ライブ
©Gakken/Sai-Kyo-Oh/TX
so43708015←前話 第一話→so43236454
ぼのぼの(2016) 第405話~第408話 大将さんの大切な思い出/ぼのちゃん~みんなきたよ/カッサーをやろう/海の中には
第405話:目を閉じて座っているヒグマの大将を見かけたぼのぼの。何をしているのか聞いてみると、昔を思い出してしみじみしていたという。ヒグマの大将の思い出の場所を巡っているとスナドリネコさんの家にたどり着いた。元々はヒグマの大将の家だったが、スナドリネコさんが住み始めたのには理由があって…。/第406話:これは赤ん坊の頃のボクと、おとうさんのおはなし――。ぼのちゃんとぼのちゃんのおとうさんが石積み遊びをしていると、シマリスちゃんとおとうさんがやって来る。少し頼む、と言い残しシマリスちゃんのおとうさんは立ち去ってしまう。実はダイちゃんもショーちゃんもいて、みんなで遊んでいるとアライグマちゃんもやって来て…。/第407話:ぼのぼのとぼのぼののおとうさんが海が凪いでいるのを眺めていると、折り入って話があるとシマリスくんが訪ねてくる。因縁の決着をつけるためにアライグマくんとショーねえちゃんがカッサーで勝負するというのだ。ごる穴にシュトーンを多く決めた方が勝ち、というルールで、ぼのぼのはごる穴の守りをシマリスくんからお願いされて…。 ほか
ぼのぼの:雪深山福子/シマリス:雄賀多あや/アライグマくん:高野慎平/スナドリネコさん:黒藤結軌/ぼのぼののおとうさん:伊東孝明/アライグマくんのおとうさん:粟津高嗣 ほか
原作:いがらしみきお(竹書房「まんがライフ」「まんがライフオリジナル」)/プロデューサー:前田泰成、田上向日葵(フジテレビ)、貝田貴仁/監督:山口秀憲/シリーズ構成:広田光毅/脚本:広田光毅、中園勇也/キャラクターデザイン:関口優花/作画監督:根岸真知子/美術監督:小日向乃理子/色彩設計:飯田才妃子/撮影監督:坂本裕一/音響監督:横田知加子/音響制作:グロービジョン/音楽:若林タカツグ/主題歌:「bonobonoする」歌:モノブライト、作詞・作曲:桃野陽介(kiraku records) /制作:フジテレビ・エイケン
©いがらしみきお/竹書房・フジテレビ・エイケン
so43621090←前話 第一話→so32085443
2️⃣二上山登ってきた!憧れのふたがみやま讃歌と面白すぎる本『小右記』
前半:so43734227
後半:so43734229
【後半 会員さま限定放送】
おもしろい本見つけました☆
それは『小右記』です。
そう、大河ドラマ『光る君へ』でロバート秋山さん演じる「藤原実資」
彼が奥さんからも「日記に書けばいいでしょ」
と言われ続けていた日記。それが『小右記』です。
この小右記が文庫本で出ていたので買いました(^o^)
その他、かおりんおすすめの本を紹介すます!
-----------------------------------------
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ただうち香織の奈良ガイド
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2024年4月24日配信
1️⃣二上山登ってきた!憧れのふたがみやま讃歌と面白すぎる本『小右記』
前半:so43734227
後半:so43734229
奈良のことを楽しくお伝えする
ただうち香織の「知りたい奈良」
【前半無料パート】
今週の『光る君へ』&奈良
道隆兄ちゃん死去! 水をがぶ飲みするのは糖尿病…?と言われていますが、病名を知らないこということは
呪いや祟りと思ってしまうでしょうね
「呪詛ではありません」と見抜く安倍晴明はさすがです。
ところで私はまひろさんが気になりました。
彼女が読んでいた書物・・
ひらひらと飛ぶちょうちょ
あれは『胡蝶の夢』では?
なぜここで『胡蝶の夢』なのか考えてみたいと思います。
【特集】ふたがみ山登ってきた!
大津美子の足跡を求めて
ふたがみやまに登ってきました。
大津皇子の足跡を求めて…!のつもりがとんでもなくガチ登山になりました!
こ、こんな険しいところに大津皇子は葬られていたのね…
でもしんどかった分、達成感はなかなかのものでした。
これを聞けば行きたくなる??
ふたがみやまと大津皇子のお話です。
【後半 会員さま限定放送】
おもしろい本見つけました☆
それは『小右記』です。
そう、大河ドラマ『光る君へ』でロバート秋山さん演じる「藤原実資」
彼が奥さんからも「日記に書けばいいでしょ」
と言われ続けていた日記。それが『小右記』です。
この小右記が文庫本で出ていたので買いました(^o^)
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2024年5月1日配信
海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第40話~第41話 高知県須崎市「八幡宮の神輿」/長崎県松浦市「長者と河太郎」
高知県の須崎(すさき)には、海の豊かさをもたらしてくれる八幡様(はちまんさま)とその神輿(みこし)を大切にする人々がくらしていた。ある時、大津波(おおつなみ)におそわれて、大切な神輿が海に流されてしまった。神輿は太平洋をただよって伊豆(いず)まで流れつき、西伊豆の漁師たちが神輿をまつると豊漁となった。村人は神輿をむかえにいき、もどるかもどらないかをおみくじで問うと、神様は……/昔、松浦(まつうら)市の青島は3つの島に分かれていて、島民たちは行き来に苦労していた。この島々をひとつにするために、長者が工事を計画したが上手くいかない。こまった長者が神様に相談したところ、じゃまをしているのは河童(かっぱ)の河太郎(がたろう)一族で、頭(かしら)に会って話してみることをすすめられる。長者は頭をつかまえて工事を手伝ってくれるようにお願いすると……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会
so43731716←前話|次話→so43731627 第一話→so42139184
海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第38話~第39話 徳島県松茂町「このしろばあさん」/愛媛県愛南町「大猿島と小猿島」
おだやかな漁村で、漁師たちは豊かな海のめぐみに感謝しながらくらしていた。ある日、たくさんとれたこのしろを食べながら浜辺(はまべ)で酒を飲んでいると、「このしろほしやぁ」「このしろ返せ」と言いながら、おそろしい顔でこのしろをねだる老婆(ろうば)が現れた。漁師たちは神様にいのり、のちに、なくなった命をなぐさめる供養塔(くようとう)を建てて……/愛媛県(えひめけん)の由良(ゆら)半島では、潮の流れが速いおかげで、おいしい魚や貝がたくさんとれた。昔、ここにサルの親子がすんでいたが、子ザルが足をすべらせて海に落ち、それを助けきれなかった母ザルの悲しみが悪霊(あくりょう)となって、海でいたずらをするようになった。話を聞いた神様はかわいそうに思い、親子のサルを島としてまつり……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会
so43731715←前話|次話→so43731717 第一話→so42139184
海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第36話~第37話 島根県大田市「影ワニ」/山口県岩国市「海の姫宮の旅」
島根県太田市ではサメのことをワニと呼び、岩場のどうくつにすむ「影(かげ)ワニ」というおそろしい魚をおそれていた。影ワニは風や波の静かな日に出ると言われ、「なぎの日に漁に出てはならない」というおきてが作られた。そのおきてを破って海に出ると、大漁になるかわりに、影ワニにおそわれてしまうのだった。村人の言うことをきかずになぎの日に船を出した若者が、影ワニが現れた時に板を投げこんで自分の影を消すと……/昔、瀬戸内海(せとないかい)に船の往来が増えだしたころ、海の安全を見守る神様である市杵島姫(いちきしまひめ)が、神社を築くために旅に出た。とちゅうで、岩国の浜(はま)の美しさにひかれて、着がえを行ったり、化粧(けしょう)をしたりして、旅のつかれをいやした。そして、にじ色にかがやく雲がかかる安芸(あき)の宮島に神社を構えて……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会
so43731689←前話|次話→so43731716 第一話→so42139184
海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第34話~第35話 愛知県蒲郡市「仏島」/滋賀県大津市「琵琶の名手と水の姫「逢坂の関清水 蝉丸物語」」
三河(みかわ)大島の近くには切り立つ山のようにそびえる岩ばかりの島があり、あたりの岩場では船の事故が多く、「死者の海」と呼ばれていた。ある兄弟が石の塔(とう)を運ぶためにこの海にさしかかると、船は難破して亡霊(ぼうれい)たちにおそわれ、やっとのことで村へもどった。その後、その島には兄弟が運んでいた石塔が建っているのがわかり、村人たちがこの海で亡くなった人たちの供養(くよう)を行うと……/竜宮城(りゅうぐうじょう)に住む豊玉姫(とよたまひめ)は、にぎやかな逢坂関(おうさかのせき)に行ってみたいと思い、カメに化けて川を上り、琵琶湖(びわこ)にたどり着いた。そこで出会った旅の神、猿田彦(さるたひこ)にたのまれて、逢坂関で旅人たちを見守った。さらに、美しい音色で琵琶(びわ)を演奏する蝉丸(せみまる)も、「音曲・芸能の神」としてまつられることになり……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会
so43731688←前話|次話→so43731715 第一話→so42139184
海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第32話~第33話 山梨県市川三郷町「娘に化けた大ウナギ」/長野県大町市「泉小太郎伝説」
駿河湾(するがわん)からウナギがのぼってくる「鰻沢(うなぎさわ)」で、漁師たちは弱い毒を川に流す「毒もみ」という方法でウナギをとっていた。漁師たちがごはんを食べていると娘(むすめ)がやってきて、「毒もみはやめてください」と言ったが、また同じように漁をはじめた。大きなウナギがとれたのでさばいてみると、おなかの中から娘に食べさせたあわ飯が出てきて、漁師たちは沢(さわ)の主が娘に化けていたのだと知る……/昔、長野県の北部には竜(りゅう)のすむ大きな湖があり、竜の子どもが人間の姿をして老夫婦にあずけられ、「泉小太郎(いずみこたろう)」と名づけられた。山あいの村はせまい畑をたがやすのもひと苦労で、広い湖を田んぼや畑としてたがやせたらと考えた小太郎は、母親の犀龍(さいりゅう)をたずねる。犀龍と小太郎は力を合わせて、山々をつき破って川をつくり、海につなげたため、湖のあとには豊かな大地が広がって……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会
so43731687←前話|次話→so43731689 第一話→so42139184
海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第30話~第31話 千葉県南房総市「竜王の子の約束」/富山県氷見市「虻が島の大蛇」
南房総(みなみぼうそう)の富浦(とみうら)の海は、とても豊かでも波が高いことが多く、漁師たちはこまっていた。久々のなぎの日、見たことのない大きな魚がかかり、魚は竜王(りゅうおう)の子だと名乗った。「にがしてくれたらお礼をする」と言うので、漁師たちは魚をにがしてあげたら、それからというもの……/富山湾(とやまわん)にうかぶ「虻(あぶ)が島」は、昔は「蛇(へび)が島」と呼ばれ、島の中央のいずみに大蛇(だいじゃ)が遊びにくるので、人間は立ち入らない島だった。ある日漁師の若者が島の美しさにひかれ、おきてを破って上陸すると、雨雲が広がって大蛇が出てきたので、あわててにげ出した。若者が島をはなれると……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会
so43731624←前話|次話→so43731688 第一話→so42139184
海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第42話~第43話 宮崎県延岡市「琴姫の松」/北海道羽幌町「島の天狗さま」
琴姫(ことひめ)の松と呼ばれる、風がふくと琴のような音がする松があり、村の人は漁に行く前に海の安全を願って手を合わせていた。ある日、琴を持つ娘(むすめ)の乗った船が流れ着き、動けなかった娘は人々の手当てによって元気になった。この村が津波(つなみ)におそわれた時、娘はその琴の力で津波をしずめ、浜辺(はまべ)には娘のくしだけが残されて……/北海道の天売島・焼尻島(てうりとう・やぎしりとう)の漁師、太吉(たきち)の舟(ふね)が急に動かなくなり、底にあなが開いてどんどん水が入ってきたが、岩にはい上がると舟は元のようにうかんでいた。となりに住む与助(よすけ)も山へ木を切りに行って、ふしぎなことがあったという。こまった2人が巫女(みこ)に相談したところ、それは島に住む天狗(てんぐ)の意地悪だという。しばらくすると、助っ人の大きなカメが岸へ寄ってきたので、島民たちは天狗のいる森へと案内した。天狗はおこり出し、島は三日三晩大あらしになったが、カメも負けずに天狗の住む太いオンコの木にたどり着き、力任せにそれをゆすると……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会
so43731717←前話|次話→so43731626 第一話→so42139184
海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第44話~第45話 青森県外ヶ浜町「かんだ蟹」/宮城県南三陸町「神割り岩」
外ヶ浜(そとがはま)で宿を営む三吉(さんきち)は、連れとはぐれたという絵かき風の男を宿にとめた。数日がたって宿代のことを切り出すと、男がお金を持っていないとわかり、男は「金がはらえない代わりにできることをしたい」と、馬のわらぐつに墨(すみ)をつけて紙の上におしつけ、さらに小さな筆を持ってさらさらとかきこむと、あっという間にかにの絵が完成した。その上、男はかにを海に帰すといい、海水にゆらゆらと紙をゆらすと、なんと紙からかにがぬけ出てゆっくり海に泳いでいった。以来、毎年春になると……/昔、志津川(しづがわ)の戸倉寺浜(とぐらてらはま)と北上の十三浜では、村境の争いが絶えなかった。ある年、不漁が続いて食べるものにもこまっていると、村境あたりに大きなクジラが打ち上がった。両方の村人がおたがいに自分たちのものだと言い張り、争いがはげしくなってきた時、稲妻(いなずま)が走って大きな音がし、クジラの近くの岩に雷(かみなり)が落ちて割れ目ができた。村人たちは、神様からの「争いをしないで仲よく分け合え」という教えであると理解して……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会
so43731627←前話|次話→so43731625 第一話→so42139184
海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第46話~第47話 秋田県男鹿市「黒神と赤神の戦い」/山形県酒田市「トドの恩返し」
昔、出羽の男鹿(おが)には赤神という心やさしい神さまが、南部の十和田湖には美しい女神が、津軽(つがる)の竜飛(たっぴ)には黒神というあらあらしい神さまがいた。黒神と赤神は女神をわがものにしようと戦いを始めたところ、黒神の勢いが上回り、赤神は男鹿にのがれて「空寂(こうじゃく=くじゃく)の窟(いわや)」という岩穴に姿をかくすことに。しかし、女神は戦いに負けた赤神に同情して「空寂の窟」に移ったので、黒神は天をあおぎ……/昔、心やさしい福太郎(ふくたろう)という漁師がいた。ある日、漁に出た福太郎はおおぜいの子どもたちが小さいトドをいじめているところに出会い、助けて海にはなしてやった。何日か過ぎたころ、福太郎が漁に出ると、舟(ふね)のそばに子ども連れのトドが現れて、「先日は子どもを助けていただいてありがとう。ときどき烏帽子(えぼし)群島の岩かげに行ってみてください」と言った。岩かげのくぼみの中には魚がひしめいていて……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会
so43731626←前話|次話→so43731614 第一話→so42139184
海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第28話~第29話 北海道江差町「折居婆さんと鰊」/福島県鮫川村「鮫川のサメ伝説「化身した黄金の鮫」」
江差(えさし)に「折居婆さん(おりいばあさん)」という知恵(ちえ)を持ったお年寄りが住んでいて、村人たちにたよりにされていた。ある時、ニシンの不漁について相談されて海辺に行ってみると、ふしぎな老人に白い水が入ったカメをわたされる。それを海にまくと、ものすごい数のニシンがやってきた。今度はあまりの重さにあみが破れてしまい、折居婆さんはまたふしぎな老人に相談し……/子どもにめぐまれなかった長者夫婦が、神様にいのった結果、とても美しい女の子をさずかった。しかし成長した娘(むすめ)はどんどん弱っていってしまう。そして「渡良瀬(わたらせ)の池が見たい」と言って、連れていかれると、池に飛びこんでサメの姿になった。娘は池の主の黄金のサメだったのだ。娘がねていたふとんには……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会
so42139093←前話|次話→so43731687 第一話→so42139184
海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第50話~第51話 東京都足立区「千住大橋と大亀」/富山県射水市「鯨神輿」
江戸時代のはじめ、大変な暴れ川だった隅田川(すみだがわ)に橋をかけるように、土木工事の名人が任命された。川には主といわれる大亀(おおがめ)がすんでいて、その住みかがちょうど橋をかける付近の川底にあったので、くいを打ちこむのがうまくいかなかった。そこで、その場所をさけてみたところ、さほどの苦労もなく打ちこむことができた。ずらした分だけ橋脚(きょうきゃく)のはばが広くなって、見た目に不ぞろいになったものの、千住大橋が完成した。その後も、たまに舟(ふね)が橋の下でひっくり返ると「大亀様がおこってそうした」などといわれたが……/海老江(えびえ)に住む彦兵衛(ひこべえ)という船頭が、ある夜、夢の中で「沖の深みに大きな獲物(えもの)がすんでいる」と神様のお告げを受けた。網元(あみもと)の清与衛門(きよえもん)も同じお告げを受けたと言い、2人で海の深いところを調べてみると、大きな鯨(くじら)が見つかった。鯨はこの海で800年生きてきたが、命が燃えつきようとしている今、飢え(うえ)や水害で苦しむ村人のために、体を役立ててほしいと言う。そこで、村中の男女や近くの村々が力を合わせて鯨を引きあげて……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
©日本財団 ©一般社団法人日本昔ばなし協会
so43731614←前話|次話→so43731622 第一話→so42139184
海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第52話~第53話 石川県七尾市「蛸神さま」/福井県小浜市「西小川十一面観音菩薩」
その昔、三郎助(さぶろうすけ)という信心深いじいさまが住んでいた。ある夜のこと、三郎助の夢に八幡(はちまん)様が現れて、「じいさまは大変信心深いと聞くが、わしはお前のところへ行くぞ」とお告げがあった。次の日の朝、「もったいないことじゃ」と海岸で待っていると、八幡様は大きな蛸(たこ)に乗り、あいの風(海から陸にふく北東の風)にふかれてやってきたので、三郎助は八幡様を大切にかまどの上におまつりした。ある年、村が大火にみまわれたときのこと、三郎助の家の上に大蛸がかぶさって火が燃え移るのを防いで……/常福寺観音堂の十一面観音菩薩(かんのんぼさつ)は、修行の旅で福井に来ていた行基が夢のお告げによってほり上げた観音さまで、村人から親しまれ、深く信仰(しんこう)されていた。この村の漁師・三郎太(さぶろうた)もまた信仰心のあつい若者で、漁に出る前には必ずお参りしていた。ある日、三郎太は漁の最中に急なあらしにまきこまれて沖に流されてしまった。一心に観音さまに念じると、海はまたたく間に静まり、白い帆(ほ)の舟(ふね)が近づいてきて観音さまが北へ北へと導いてくれ……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
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海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第54話~第55話 山梨県富士川町「まりつき唄」/長野県塩尻市「善知鳥峠」
甲州(現在の山梨県)の呉服(ごふく)屋に仲のいい姉妹がいて、ある年、豊年を祝って2人で身延山(みのぶさん)もうでに出かけることになった。明け方船着き場に着いて、歩きつかれたこともあって先は舟(ふね)で行こうと2人は乗りこんだが、若い船頭は不慣れなのか、手つきもぎこちないものだった。一里半ほど進んだとき、「ここはあぶない天神ヶ滝(たき)よ」と言う船頭に、姉は「いますぐ舟をとめて」と必死でお願いしたが、「こんなところじゃとめられないよ」とつき放されたとたん、あっという間に舟は波にのまれ、姉妹は川に投げ出され……/めずらしい海鳥の善知鳥(うとう)の巣を見つけた陸奥(むつ=今の東北地方の一部)の国の猟師(りょうし)である弥七(やしち)は、親鳥の声をまねてひな鳥をおびき寄せ、つかまえた。昔は善知鳥を主君におくったり神前にそなえる風習があり、弥七はひな鳥を主君におくるために都へ旅立った。親鳥は悲しんで鳴きながら空を飛び回り、ついてきた。東山道を進み、信濃(しなの=今の長野県)へ入ったころには秋も過ぎて冬になっていたので、親鳥はすっかりつかれきって力つきてしまった。雪の上で善知鳥を見つけた里人は……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
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海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第56話~第57話 静岡県浜松市「奥浜名湖の鵺伝説」/三重県鳥羽市「海女のトモカヅキ」
800年ほど昔、二条天皇(てんのう)が不思議な病気にかかった。それは鵺(ぬえ)という、頭はサル、体はタヌキ、手足はトラ、しっぽはヘビからなる化け物のしわざと考えられていた。その化け物をやっつけるために、弓の名手の源頼政(みなもとのよりまさ)とその家来、また遠江(とおとうみ=現在の静岡県西部)の住人である猪鼻早太(いのはやた)に命令がくだされた。はげしい戦いの末、猪鼻早太に打ち取られた鵺は四つに切断され、猪鼻湖の周辺に落ちて……/鳥羽・志摩(とば・しま)の海では、2000年前の大昔から、女性が海にもぐってアワビや海そうなどをとってくらしを支えてきた。あるとき、早く一人前としてみとめられたいとがんばる若い海女(あま)2人が、もう少しやれば大きなアワビがとれるからと、止める漁師の忠告も聞かずに漁を続けた。すると、その1人の前に深い海の底からよく似た格好の海女がすっと現れて、手招きをした。手には大きなアワビを持っていたので、思わず手をのばすと、とたんに海の底へと引きずりこまれてしまった。それはおそろしい海の妖怪(ようかい)「トモカヅキ」だったのだ。仲間の海女も同じように……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
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海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第58話~第59話 滋賀県高島市「しこぶちさん」/兵庫県淡路市「別当の潮」
いかだ師のしこぶちさんが、小さな息子をいかだに乗せて川を下っていると、岩に当たって立ち往生してしまった。ふと見ると、河童(かっぱ)の川太郎(かわたろう)が息子を川底に引き入れようとしていたので、しこぶちさんはこの河童をこらしめた。川太郎が謝ったので、しこぶちさんは許し、再び川を下っていったが、また現れてじゃまをした。しこぶちさんはおこって川太郎を打ちのめそうとしたが、息子にたのみこまれて許すことにして……/淡路島(あわじしま)にある観音寺の別当ぼうさんに飼われている犬が、毎日高台から潮の流れをみていた。流れは速いときもおそいときもあり、特に潮の速い日が月に一度あることに気づいた。犬は海岸に打ち上げられた板きれをくわえて流れにほうりこみ、高台へかけ上がってながめるのを何度もくり返し、漁師たちは何をしているのか不思議に思っていた。ある日、犬は流れる板きれにとび乗ってどんどん潮に流されていき、漁師たちはおどろきあわてたが、ついにあきらめてしまった。ところが、数日たって村の漁師が陸伝いに対岸の堺(さかい)の町へ出たとき、その犬が現れて連れ帰り……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
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海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第60話~第61話 鳥取県大山町「大山の阿弥陀さま」/島根県江津市「きゅうりの神さまと山辺神社」
伯耆(ほうき)の国の大山(だいせん)から流れる川の河口で漁をしていたタツは、ある夜、海に光るものを見つけた。漁師たちが大きくしっかりした網(あみ)を作り、海に入れて引くと大きなつりがねが上がってきて、内側には阿弥陀如来(あみだにょらい)像があった。村人たちは、上流から流れてきたにちがいないと、つりがねと仏像を大山寺に寄進した。おぼうさんたちは、丈六(じょうろく。立った像なら高さ1丈6尺=4.8メートル、すわった像で高さ8尺=2.4メートル)の阿弥陀如来像を造り、海から上がった仏像をその首にあたる部分の中におさめ、お堂に安置した……/江の川(ごうのかわ)のそばに幸助という若者が病気の母親とくらしていた。ある日、幸助がつりに出かけると思う以上に魚がよくつれたが、「川のめぐみはみんなのもの」という母の言葉を思い出し、よくばらずに帰路についた。すると、ピカピカ光るお宮のような箱をのせた不思議なきゅうりが川上から流れてきて、開けてみると中には神様が……。2人はそれをおまつりして、毎日一心におがみつづけると母親の病気はすっかりよくなった。そして、村の人達と力を合わせてお宮を建てなおし……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
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海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第62話~第63話 広島県福山市「百貫島物語」/徳島県鳴門市「鳴門の太鼓」
昔、近江(おうみ)の武将(ぶしょう)が安芸の宮島へのお参りの帰り、暴風雨にあって代々伝わる家宝の刀を海に落としてしまった。鞆(とも。現在の福山市の港町)の漁師たちに「金を出すので海にしずんだ刀を取ってきてほしい」とたのんだが、この海にはサメが出るため、だれも行こうとしなかった。「鞆の漁師はおくびょう者ばかり。情けないやつらだ」とののしったところ、漁師のなかから一人の若者が、「鞆の漁師の名がきずつけられては引っこんではおれん」と名乗り出た。若者は海に飛びこみ、刀をくわえてうかびあがってきたが、刀をわたすと……/昔、鳴門の海で潮(しお)が満ちてくるたびに太鼓(たいこ)のような音がドーン、ドーンとひびいてきて、みんな気味悪がっていた。若い漁師が様子を見にいくと言って海へ飛びこみ、どんどんもぐっていくと、かべのような物につき当たった。よじ登ると上は平らになっていて、乗ってみると体がフワッとういて、思い切り足でふみつけるとドーンと鳴り、まるで海の中にある太鼓のよう。調子に乗ってふみつづけているうちに表面の皮が破れ、海水がうずをまきながらものすごい勢いで流れこんで……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
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海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第64話~第65話 愛媛県西条市「地蔵が浜」/高知県中土佐町「海に沈んだ鬼」
ある年のこと、ひどいあらしが何日も続き、川の水があふれて家も田畑もおし流されてしまった。人々が一心に神仏にいのりつづけると、大きな木のようなものが海岸に流れ着いた。それはとても大きなお地蔵(じぞう)さまで、丘(おか)へ引き上げると、不思議なことにそれまであれくるっていたあらしがおさまっていった。村人は大喜びし、このありがたいお地蔵さまをどこかのお寺におまつりしようと考えたが、動かそうとしてもびくともしない。おぼうさんが問いかけるようにお経を唱えると、お地蔵さまは北に向かいたいということが分かり、北に向かって動かしてみると……/昔、豊かな漁場がある久礼(くれ)の浜(はま)の山のほうに、おだやかな赤鬼(あかおに)の親子が住んでいた。浜の村人は、鬼の親子にカツオをおそなえし、仲よくくらしていた。ある年、海があれる日が続き、漁に出ても思うようにカツオがとれず、波で船がしずむこともあった。村人たちの深い苦しみやなげきを知り、鬼は村人たちのためにと、金棒(かなぼう)の両側に二つの大岩をさして持ち上げ、大波を止める決意をした。子鬼は浜に残ることを聞き入れず、親鬼は子鬼を岩にのせてあれくるう海に入り、ふんばりながら海の中を進んで2つの岩をしずめ……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
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so43731617←前話|次話→so43731615 第一話→so42139184
海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第66話~第67話 長崎県東彼杵町「琴の海の天女」/宮崎県日向市「お倉ヶ浜とお金ヶ浜」
彼杵(そのぎ)の村に仲のいい3人の親子が住んでいたが、むすめは両親をはやり病で一度になくしてしまった。毎日泣いていたむすめは、気にかけていた天帝(てんてい。天にいる神)の計らいで天女として天上でくらすことになり、だんだん元気を取りもどしていった。夏の夕ぐれ、彼杵の美しい景色をながめていたむすめは、やさしかった父と母のことを思い出してさびしい気持ちになり、下界におり立った。手にしていた母の形見である琴(こと)をひきはじめると、その美しい音色はいつまでもひびきつづけ……/別々の浜辺(はまべ)でハマグリをとってくらしている「お金(おかね)」と「お倉(おくら)」という2人のむすめがいた。ある日、どこからかボロをまとった旅のおぼうさんが現れ、お金に「ハマグリを分けてもらえないか」と声をかけると、「かごの中は石ころだよ!」と言って、ぷいっと横を向いてしまった。お金が家に帰ってかごを見ると、とったハマグリは本当に石になっていた。一方のお倉はおぼうさんに声をかけられると、わずかにとれた自分と母親の分のハマグリを差し出した。おぼうさんは情け深いお倉に感謝して、仏の導きがあることを告げ……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
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so43731616←前話 第一話→so42139184
海ノ民話のまちプロジェクトアニメーション 第48話~第49話 福島県新地町「鹿狼山の手長明神」/千葉県船橋市「雪どけ塚の白ヘビ」
新地の海辺に住む長吉(ちょうきち)という男の子は、初めて父親の舟(ふね)で海に出たときに、一番高く見える鹿狼山(かろうさん)を目印に岸にもどればいいことを教えられた。鹿狼山には、昔々、手長明神とよばれる手の長い神様が住んでいて、白い鹿と白い狼(おおかみ)をおともにして、ここの生きものや人々のくらしを見守っていた。長吉が大きくなって、うでのいい漁師になっても、海からもどると、海のめぐみと無事に帰ってこられたことに感謝をわすれず……/昔、夏見城というお城を囲む土塁(どるい)の近くに「雪どけ塚」と呼ばれる不思議な小高い塚(つか。土がもり上がっているところ)があった。その上にはりっぱな松の木が生えていて、根元の大きなあなに住む白ヘビが、夜になると松の木の決まった位置に姿を現した。その光る目の美しさとやさしく気品のある姿を、村人たちはおそろしさもわすれてうっとりとながめていた。ある日、漁に出ていた2人組の漁師の舟(ふね)が急なあらしにまきこまれた。すっかり沖に流されてしまい浜(はま)にもどる目印をなんとか見つけようとしていたそのとき、はるか遠方に青い光を見つけた。その光を白ヘビの青い目だと信じて死に物ぐるいでかいをこぎ続けた2人は……
出演:立川志の太郎、山本真由美、四宮豪、冨田泰代
監督:沼田心之介
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