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武富健治×大井昌和×さやわか「劇画の逆襲!――武富健治、教員就任前におおいに語る」【ニッポンのマンガ #14】 (2022/3/16収録) @ryosuketono @ooimasakazu @someru #ゲンロン220316
※ 本番組は、シラスで行われた延長放送を除く、本編のみのアーカイブ動画となります。予めご了承ください。
【収録時のイベント概要】
マンガ家の大井昌和氏と批評家のさやわか氏による、ゲンロンカフェの人気トークシリーズ「ニッポンのマンガ」第14弾は、ゲストにマンガ家の武富健治氏をお招きして「劇画」について語り合います。
昨年末はさいとう・たかを、白土三平、平田弘史といった劇画を代表する作家たちの訃報が続きました。今年は連合赤軍によるあさま山荘事件から50年の節目の年ですが、学生運動が盛んだった60,70年代に「劇画ブーム」が起こり、当時の若者たちに大きな影響を与えたことが知られています。その後、学生運動の退潮と呼応するかのように、一部の作家を除いて劇画というジャンルの影は薄くなっていきました。
代表作『鈴木先生』で知られ、最近では、『古代戦士ハニワット』の予定されていた打ち切りが読者の応援によって連載継続という復活劇が話題の武富氏は、劇画の影響を公言するマンガ家のひとり。以前に「ニッポンのマンガ」シリーズでゲスト参加した「宇宙人にオススメするマンガ家100人を勝手に選ぶ!」の回では、大井・さやわか両氏に対して劇画の重要性を力説しました。
あらためて「劇画」とはなんなのか? いまのマンガに劇画はどのような影響を与えているのか? 劇画はマンガ史のなかでどのように位置づけられるのか?
武富氏は今年の4月から、京都精華大学のマンガ学科で教鞭をとることが決まっています。自身の作品連載と後進の育成とますます精力的に活躍をされる武富氏が「いまこそ劇画を読むべき」とおおいに語ります。絶対にお見逃しなく!
【武富健治さんからのメッセージ】
僕もこの機会に改めて劇画に関わることを勉強し直したのですが、古代に「日本」がどうやって立ち上がっていったか、と似たような手応えがあり調べていて感動とせつなさで泣きそうになるようなこともありました。
「劇画」は、その意味するところが元からあいまいで、今でもあいまいなまま、しかもある特定の判断によって価値が限定化される方向に至っているように感じます(「日本」と同じですね)。
そもそも「劇画」とは何かというところから始めて、なぜ今敢えて劇画なのかというところまで、みなさまの腑に落ちるような説明が出来たらと思っています。
もちろんこれも完全に僕なりの私説になりますので、これをきっかけに様々な方に興味を覚えて頂いて、さらなる研究が進むといいなと思っています。
「劇画は四度死ぬ」、が今回の僕の中での裏タイトルです。これまでどのタイミングで、どうやって劇画が三度死んでいったのか、僕なりに語りたいと思います。(武富健治)
■
劇画の逆襲! – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220316
星降る街角【Synthesizer V】桜乃そら 重音テト Sheenaタイトルなし
なぜかこのイントロがずっと頭にこびりついて、でも曲名が分からず何の曲だっけ?と謎でしたがひょんなことから判明。70年代ディスコ曲かなと思ってたんですがまさか昭和ムード歌謡だったとは。どこで聞いたのかすら覚えてないくらい。
それで曲名わかって面白がって打ち込みましたが流石に原曲そのままだと、正直時代を感じると言うか、つい笑ってしまうのでコーラスアンサンブルの和音構成いじったり、ほぼ聞こえないくらいに実はAvenger2を混ぜてEDM的なリズムで薄化粧させています。
ベースとピアノ、これはラテン風?キューバンリズム風?それともタンゴ風というのか、よくは分からないですが昭和歌謡では時々このスタイル聞きますね、サザン(桑田佳祐提供楽曲)なんかでも割と耳にするスタイル。
【12年スコッチオールドボトル呑み比べ】ゆかりのふらっと隠れ家 第2期♭365
今宵は、揚げ物を肴に
70年代免税ジョニ黒、90年代免税バランタイン、80年代世紀カティの3本を呑み比べた回。
どれも美味しかったっす。
過去動画は、コミュニティ「蛸責屋本舗」(co5614113)にてどうぞ。
戦え!ダイジュウデン【オリジナル曲】【70年代特撮風】【歌ってみた】
70年代特撮スマホ戦士ダイジュウデンFのOP1です!
※という設定の特撮風ソングです。
こっちのがOP1にふさわしそうな雰囲気だった
Voだいき
第4次スーパーロボット大戦(初期ロット)スーパー最短ターンクリア人の屑極 第25話
第25話「強襲阻止限界点」2ターン計68ターン ありガトーございますぅ~♪
屑4 グレースLv22→81W加速1回覚醒5回7回行動可!
ワン フォー オール! オール フォー ワン! が人の屑の掟です。
前回リアルでは主人公Lv23不可避でLv75でしたが、
今回スーパーではLv22に抑えられたのでLv81まで上げられました。
末尾の敵ガトーL29とLv差+8のLv21なら最大のLv84まで上げられましたが、
最短ターンの流れでは最善でした。
70年代半ばに謎のアメフトブームがありました。
「UFO戦士ダイアポロン」(76)sm8257343
とは言ってもアニメや特撮でアメフトモチーフの作品が多かっただけで
アメリカのモノだからカッコ良い 意識があったようです。
アメリカはイギリスと対立して独立したので、イギリス発祥のスポーツをするのは
"癪に障る" らしく、アメリカンフットボールを作りましたが、世界的にはラグビー。
ベースボール(野球)はアメリカと関係が深い日本でも盛んですが、世界的にはその元になったクリケット。。。
「ゴワッパー5 ゴーダム」(76)sm37125318はグレンダイザーの裏でしたが、
女性リーダー「岬洋子」に注目した男子大学生のファンクラブがあったそうです。
今となってはダイアポロン同様、注目すべき点があってもスパロボ参戦は絶望です。
「ラ・セーヌの星」(75)sm38595816もライディーンの裏でしたが、
当時は貴重な戦闘美少女モノで男性アニメファンから注目されたそうです。
うp主が思うことは、まだビデオデッキが無かったのに
70年代アニメファン恐るべし です。
STAR様 tradewindrider様 punipuni様 八城 曽根康様 yasu様 カゾエル様 ゆっくりん様
紫楼様 sm13869948様 疾風のへたれ様 JAPANweb様 ヂョン様 unnamedcat様 ▽=サン様
さいたま様 スギ様 SU-7D1様 Tossi様 蒟蒻様 nor様 曲者様 ;(∩´ω`∩);:様
第24話の広告有り難う御座いました。
結月ゆかりと、オールドボトル Ⅻ:カティサーク1960~70年代、80年代後期、現行品 対酌:グレンファークラス12年現行品 小論:スコッチにみる戦後日英交流史 補論:不審船カティサークについての考察
解説枠の微修正とゆかりんの謎の瞬きをあけるために上書きしました(4月4日18時)
プレミアムにして使いたい機能がこれ一つである事に震えてる。
弦:「ともかくこれでゆかりんも全編お目目パッチリに戻るわけだ」
ゆ:「お疲れ様です。はいブートキャンプをもう一周」
うせやろ!?:「マ」
ともかくどうにかこうにか、間に合いました。
一年続いたならもう一年も続くだろうという事で、ほどほどにやっていきます。
参考・引用文献
Ⅰ:大道 千穂(2019) あるびよん・くらぶ再評価 ─『あるびよん─英文化綜合誌』から再考する戦後日本の英文学─「ヴァージニア・ウルフ研究」36 https://www.jstage.jst.go.jp/article/woolfreview/36/0/36_79/_article/-char/ja/
Ⅱ:吉田健一「英国に就て」
Ⅲ:佐野正博「近代イギリスにおける石炭」 https://www.sanosemi.com/htst/History_of_Technology/coal01.htm
Ⅳ:ウイスキーマガジン「ピートの謎を解く(第1回)」http://whiskymag.jp/phenol_01/
Ⅴ: Julie Bower and David M. Higgins ”Litigation and Lobbying in Support of the Marque: The Scotch Whisky Association, c. 1945–c. 1990”Enterprise & Society Volume 24, Number 1, March 2023 Cambridge University Press
https://muse.jhu.edu/article/885726
Ⅵ:Whisky Reviews Cutty Sark, Blended Scots Whisky, 1960s? 1970s, Berry Bros & Rudd, 4/5 quart, 86 proof.April 1, 2021 https://88bamboo.co/blogs/whisky-reviews/cutty-sark-blended-scots-whisky-1960s-1970s-berry-bros-rudd-4-5-quart-86-proof
Ⅶ:WhiskyBaseよりCutty Sarkの頁 https://www.whiskybase.com/whiskies/brand/82063/cutty-sark
このうち特にWB205740、WB170795、WB86925、WB166615を引用した。
【昭和アニメ】みんな操縦したかった!70年代ロボットアニメ主題歌集めⅡ/歌詞付
あの頃、みんなが操縦したかったロボットアニメの主題歌を集めてみました。
【昭和アニメ】みんな操縦したかった!70年代ロボットアニメ主題歌集めⅠ/歌詞付
あの頃、みんなが操縦したかったロボットアニメの主題歌を集めてみました。
【リザーブ今昔物語】ゆかりのふらっと隠れ家 第2期♭353【We♡ウイスキー2024】
今宵は、70年代と現行のサントリー リザーブを呑んだ回。
現行サントリーでは、入手性含めてリザーブが一番好きだったり。
でも値上がりしちゃってつらたん。
『We♡ウイスキー2024』(告知→sm43392632)ご参加ご視聴よろしくね!
過去動画は、コミュニティ「蛸責屋本舗」(co5614113)にてどうぞ。
ホモと聴く70年代脱糞シリーズ
It's made entirely by AI, and although I don't speak English, I'll be using the AI to translate.
original version:https://www.nicovideo.jp/watch/sm25579199
Shout out to Lord Yyut
第4次スーパーロボット大戦(初期ロット)スーパー最短ターンクリア人の屑極 第23話
第23話「宇宙(そら)へ」1ターン 計63ターン ウィンが仲間になって覚醒戦隊結成!
前回リアルでは恋人説得不可でしたが、今回スーパーでは恋人説得可なので、
今回①スーパーでの真の最短ターン、②人の屑可パイロット全員Lv100に
勝利条件③「最終話で告白イベントを起こす」を追加します。
うp主が最もトラウマになった巨大ロボ敗北は
「勇者ライディーン」(75~6)第28話の巨烈獣コーカツ戦 sm8227643 です。
再放送で何度も観た作品ですが、姉はこの回だけ本気で怖がって観ないほどでした。
60年代で代表的なヒーロー敗北は「ウルトラマン」(66~7)
最終回(第39話)ゼットン戦 https://www.youtube.com/watch?v=HwicfkCJz2g
日本の特撮史上最もトラウマなシーンかも。
70年代で代表的な巨大ロボ敗北は「マジンガーZ対暗黒大将軍」(74)
https://www.youtube.com/watch?v=98aBvFhy9WQ でしょう。
テレビ版最終回版もある事、グレートマジンガー登場も含め
日本のアニメ史上最もトラウマなシーンかも。
年代によって人それぞれでしょうが、あなたにとって
「最もトラウマなヒーロー敗北」を教えて下さい。
Redfort様 punipuni様 sm13869948様 yasu様 カゾエル様 ▽=サン様 疾風のへたれ様
unnamedcat様 八城 曽根康様 SU-7D1様 NORIMOBIT様 ヂョン様 スギ様 曲者様
ゆっくりん様 Tossi様 JAPANweb様 紫楼様 nor様 蒟蒻様 さいたま様
ネシャーマ様 ;(∩´ω`∩);:様 第22話の広告有り難う御座いました。
<マル激・後半>いまや国民病となった花粉症が鳴らす人類への警鐘とわれわれはいかに向き合うか/小塩海平氏(東京農業大学国際食料情報学部教授)
スギ花粉の飛散がピークを迎える3月上旬から中旬にかけて、日本では花粉症もピークを迎えている。多くの日本人がこの時期になると、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状に苦しんでいる。国民の5割近くを毎年苦しめる花粉症は、もはや日本の国民病といっても過言ではないだろう。
しかも、パナソニックの試算によると、花粉症による労働力低下の経済的損失の総額は1日あたり約2,340億円にのぼるという。花粉が飛ぶシーズンが約2カ月続くことを考えると、日本では花粉症のせいで毎年10兆円を超える損失が生じていることになる。これは国家予算の約1割にのぼる規模だ。
花粉症の原因となる植物としてはスギ、ヒノキ、ブタクサなど様々な種類があるが、日本人の花粉症の多くはスギ花粉によるものだ。戦争によって荒れ果てた日本の山林の復興を急いでいた政府や地方自治体は、戦後急増した住宅需要に対応するために植林事業に着手。その多くで成長が早いスギが選ばれたが、この時点ではまさか将来、これが花粉症の温床になるとはまったく考えられていなかった。実際、日本で花粉症が初めて確認されたのは1960年代に入ってからで、一般社会にその言葉が浸透したのは1980年代以降のことだ。
日本では1950年代から1970年代にかけて毎年30万ヘクタールを超える植林が行われたが、その大半はスギだった。しかし70年代、海外からの安価な輸入建材が入るようになり国産木材の需要が減ると、大量に植えられたスギは、間伐も伐採も行われないまま放置されるようになった。日本のいたるところで細長いスギの木が密生した放置林が散見されるのはこのためだ。
『花粉症と人類』の著者で、スギ花粉の飛散を抑制するための先駆的な研究を行っている東京農業大学の小塩海平教授は、花粉症とは単に医学的な問題ではなく、自然に対する行き過ぎた働きかけの結果、生態系がバランスを崩し、ある特定の植物が過剰に繁茂した結果生じている社会的、政治・経済的な問題だと指摘する。イギリスでは巨大な肉食の需要に応えるために農地開拓、とりわけ牧草地が急増した結果、夏場になるとヘイ・フィーバーと呼ばれる牧草の花粉症が全国的に発生するようになった。アメリカでは、西部開拓に伴い裸地や空き地が増えるとブタクサが繁茂し、深刻な花粉症を招いた。スギ花粉症が全国的に発生する日本の場合は、スギに偏った過度な植林とその後の管理不足が原因だった。このように花粉症は、多分に人災としての側面を持つ。
林野庁は花粉症の発生源対策として「3つの斧」というものを掲げている。それは「伐採して利用する」、「無花粉スギなどに植え替える」、「花粉を出させない」の3つだ。しかし、日本には現在約440万ヘクタールのスギ林があり、日本の林業従事者は4.4万人なので、1人あたり100ヘクタールのスギを伐採しなければならないことになる。ちなみに100メートル四方を意味する1へクタールには約900本のスギが植わっているため、計算上は花粉を出すタイプのスギを全て植え替えるためには軽く見積もっても100年以上の年月が必要になる。しかも、高さが10m以上の木を切るには5万円程度かかるのに対し、それを売っても1本3000円ほどにしかならない。スギを切れば切るほど損失が出ることになる。しかもそんな状態だから、林業従事者は年々減少を続け、高齢化も進んでいる。3つの斧のうちの1番目の「伐採して利用する」や2番目の「無花粉スギなどに植え替える」だけでは、とてもではないが今後更に悪化することが予想される花粉症の猛威には到底、太刀打ちできない。
そこで小塩氏は今、スギを植え替えることなく花粉を出させなくする技術の開発に乗り出した。まだ試験段階ではあるが、既に一定の成果を収めているという。スギの花粉は雄花から発生しているが、特定の物質をスギにかけると雄花が枯れ花粉が作れなくなるという性質を持つことが分かっている。これを利用すれば、スギの木自体を枯らすことなく、花粉の飛散だけを抑え込むことが可能になる。
小塩氏が色々な薬剤を試す中で、ある日サラダ油を試してみたところ、雄花だけが枯れてとても高い効果が見られた。とは言え、サラダ油を大量に撒けば水質汚染などにつながるので、サラダ油の中のどの成分が効果を上げているかを更に研究したところ、オレイン酸が含まれる分解性のある界面活性剤に行き着いた。小塩氏は天然油脂由来の界面活性剤をスクリーニングしてパルカットというスギ花粉飛散防止薬を開発し、それが2016年には農薬として登録された。オレイン酸は食品だが、大量に散布するためには農薬としての認可を得る必要があったからだ。
ただしこれをヘリコプターで撒くには膨大な予算が必要で、現在の林野庁の予算ではとてもではないが、実効性のある施策とはならない。年間10兆円は超えようかという経済的損失をもたらしている花粉症に対処するためには、林業を管轄する林野庁だけでなく経産省や厚労省、国交省や、はたまた受験生の負担軽減につながるという理由で文科省までを巻き込んで、省庁横断的に予算を確保すべきだと小塩氏は言う。
そもそも花粉症とは何なのか、なぜ花粉症は貴族病や文明病と呼ばれるのか、スギ花粉症は環境や生態バランスを置き去りにもっぱら経済成長を追い求めた日本にどのような警告を鳴らしているのかなどについて、小塩海平氏とジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。
前半はこちら→so43531953
(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)
<マル激・前半>いまや国民病となった花粉症が鳴らす人類への警鐘とわれわれはいかに向き合うか/小塩海平氏(東京農業大学国際食料情報学部教授)
スギ花粉の飛散がピークを迎える3月上旬から中旬にかけて、日本では花粉症もピークを迎えている。多くの日本人がこの時期になると、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状に苦しんでいる。国民の5割近くを毎年苦しめる花粉症は、もはや日本の国民病といっても過言ではないだろう。
しかも、パナソニックの試算によると、花粉症による労働力低下の経済的損失の総額は1日あたり約2,340億円にのぼるという。花粉が飛ぶシーズンが約2カ月続くことを考えると、日本では花粉症のせいで毎年10兆円を超える損失が生じていることになる。これは国家予算の約1割にのぼる規模だ。
花粉症の原因となる植物としてはスギ、ヒノキ、ブタクサなど様々な種類があるが、日本人の花粉症の多くはスギ花粉によるものだ。戦争によって荒れ果てた日本の山林の復興を急いでいた政府や地方自治体は、戦後急増した住宅需要に対応するために植林事業に着手。その多くで成長が早いスギが選ばれたが、この時点ではまさか将来、これが花粉症の温床になるとはまったく考えられていなかった。実際、日本で花粉症が初めて確認されたのは1960年代に入ってからで、一般社会にその言葉が浸透したのは1980年代以降のことだ。
日本では1950年代から1970年代にかけて毎年30万ヘクタールを超える植林が行われたが、その大半はスギだった。しかし70年代、海外からの安価な輸入建材が入るようになり国産木材の需要が減ると、大量に植えられたスギは、間伐も伐採も行われないまま放置されるようになった。日本のいたるところで細長いスギの木が密生した放置林が散見されるのはこのためだ。
『花粉症と人類』の著者で、スギ花粉の飛散を抑制するための先駆的な研究を行っている東京農業大学の小塩海平教授は、花粉症とは単に医学的な問題ではなく、自然に対する行き過ぎた働きかけの結果、生態系がバランスを崩し、ある特定の植物が過剰に繁茂した結果生じている社会的、政治・経済的な問題だと指摘する。イギリスでは巨大な肉食の需要に応えるために農地開拓、とりわけ牧草地が急増した結果、夏場になるとヘイ・フィーバーと呼ばれる牧草の花粉症が全国的に発生するようになった。アメリカでは、西部開拓に伴い裸地や空き地が増えるとブタクサが繁茂し、深刻な花粉症を招いた。スギ花粉症が全国的に発生する日本の場合は、スギに偏った過度な植林とその後の管理不足が原因だった。このように花粉症は、多分に人災としての側面を持つ。
林野庁は花粉症の発生源対策として「3つの斧」というものを掲げている。それは「伐採して利用する」、「無花粉スギなどに植え替える」、「花粉を出させない」の3つだ。しかし、日本には現在約440万ヘクタールのスギ林があり、日本の林業従事者は4.4万人なので、1人あたり100ヘクタールのスギを伐採しなければならないことになる。ちなみに100メートル四方を意味する1へクタールには約900本のスギが植わっているため、計算上は花粉を出すタイプのスギを全て植え替えるためには軽く見積もっても100年以上の年月が必要になる。しかも、高さが10m以上の木を切るには5万円程度かかるのに対し、それを売っても1本3000円ほどにしかならない。スギを切れば切るほど損失が出ることになる。しかもそんな状態だから、林業従事者は年々減少を続け、高齢化も進んでいる。3つの斧のうちの1番目の「伐採して利用する」や2番目の「無花粉スギなどに植え替える」だけでは、とてもではないが今後更に悪化することが予想される花粉症の猛威には到底、太刀打ちできない。
そこで小塩氏は今、スギを植え替えることなく花粉を出させなくする技術の開発に乗り出した。まだ試験段階ではあるが、既に一定の成果を収めているという。スギの花粉は雄花から発生しているが、特定の物質をスギにかけると雄花が枯れ花粉が作れなくなるという性質を持つことが分かっている。これを利用すれば、スギの木自体を枯らすことなく、花粉の飛散だけを抑え込むことが可能になる。
小塩氏が色々な薬剤を試す中で、ある日サラダ油を試してみたところ、雄花だけが枯れてとても高い効果が見られた。とは言え、サラダ油を大量に撒けば水質汚染などにつながるので、サラダ油の中のどの成分が効果を上げているかを更に研究したところ、オレイン酸が含まれる分解性のある界面活性剤に行き着いた。小塩氏は天然油脂由来の界面活性剤をスクリーニングしてパルカットというスギ花粉飛散防止薬を開発し、それが2016年には農薬として登録された。オレイン酸は食品だが、大量に散布するためには農薬としての認可を得る必要があったからだ。
ただしこれをヘリコプターで撒くには膨大な予算が必要で、現在の林野庁の予算ではとてもではないが、実効性のある施策とはならない。年間10兆円は超えようかという経済的損失をもたらしている花粉症に対処するためには、林業を管轄する林野庁だけでなく経産省や厚労省、国交省や、はたまた受験生の負担軽減につながるという理由で文科省までを巻き込んで、省庁横断的に予算を確保すべきだと小塩氏は言う。
そもそも花粉症とは何なのか、なぜ花粉症は貴族病や文明病と呼ばれるのか、スギ花粉症は環境や生態バランスを置き去りにもっぱら経済成長を追い求めた日本にどのような警告を鳴らしているのかなどについて、小塩海平氏とジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。
後半はこちら→so43531954
(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)
【Demix Pro+Audacity】キューティーハニー1973 OPフルコーラス【Remix】
この曲のステレオは完璧です。
だからリミックスはしましたがステレオ定位は動かしていません。
やったのは真ん中のリズム隊の強調と、右のギターを少し上げた程度。
70年代らしい思い切った左右の楽器振り分けは今聞くとびっくりするでしょうが、この曲はそれを上手くブラスセクションとストリングスで掛け合いになっていて、真ん中のリズム隊とボーカルが上手く繋いでいます。
いやぁ、いつ聞いても完璧なステレオだ。
Crazy Elephant - Gimme Gimme Good Lovin (1969)
1969年全米最高位12位
Herman's Hermits - There's A Kind Of Hush - (1967)
1967年全米最高位4位
Simon Dupree & The Big Sound - I See The Light (1967)
1967年全英最高位53位
Whistling Jack Smith - I Was Kaiser Bill's Batman (1967)
1967年全米最高位20位