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シューマン(クーレンカンプ編):ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(遺作)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=5XcZSNtBIXw)。
シューマンはヨーゼフ・ヨアヒムが弾くベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴いて感動し、1853年9月下旬~10月初旬のわずか2週間ほどの間にヴァイオリン協奏曲を書きあげ、ヨアヒムに献呈しました。しかし、翌1854年にシューマンはライン川に投身自殺を図って精神病院に入院したことから、ヨアヒムはクララ・シューマンと協議の末に、作品番号を付けることなく封印しました。クララは「決して演奏してはならない」と家族に言って聞かせ、ヨアヒムも「シューマンの死後100年経つまで演奏してはならない」と遺書に書いたといわれています。
その後、本作の楽譜はヨアヒム死後にベルリンの図書館に売却されて死蔵されていましたが、1937年に再発見され、ナチス・ドイツの宣伝省主導で同年11月26日に初演されました。ただし、これは独奏者ゲオルク・クーレンカンプが「楽譜のままでは演奏不可能」と判断して改訂されたもので、この改訂にはヒンデミットも関わっていたという証言もあります。
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
ハンス・S・イッセルシュテット指揮
ベルリン・フィル
※SP録音のため、音が途切れる個所があります。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 K.466
ヴラディーミル・アシュケナージ(p) ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ロンドン交響楽団 1968
レーガー:《ロマンティック組曲》+《ベックリンによる4つの音詩》
1:ロマンティック組曲 Op.125 2:ベックリンによる4つの音詩 Op.128 ハンス・シュミット=イッセルシュテット/北ドイツ放送交響楽団 1967,1972
ヴェルディ:レクイエム(1961ライヴ)
ステファニア・ヴォイトヴィチ(ソプラノ) クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ) ニコライ・ゲッダ(テノール) ボリス・カルメリ(バス) 北ドイツ放送合唱団 ケルン放送合唱団 ハンス・シュミット=イッセルシュテット/北ドイツ放送交響楽団 1961
ベートーヴェン:交響曲第8番 Op.93
ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1968
ベートーヴェン:交響曲第1番 Op.21
ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1968
ドヴォルザーク:交響曲第7番 Op.70(1970ライヴ)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット/北ドイツ放送交響楽団 1970
ドヴォルザーク:交響曲第9番 Op.95《新世界より》(1970ライヴ)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット/北ドイツ放送交響楽団 1970
ベートーヴェン:交響曲第9番 Op.125《合唱》
ジョーン・サザーランド(ソプラノ) マリリン・ホーン(アルト) ジェイムズ・キング(テノール) マルッティ・タルヴェラ(バス) ウィーン国立歌劇場合唱団 ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1965
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 Op.61
ヘンリク・シェリング(vn) ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ロンドン交響楽団 1965
モーツァルト:交響曲第41番 K.551《ジュピター》
ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ロンドン交響楽団 1958
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 K.218
ヴォルフガング・シュナイダーハン(vn) ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1960
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 Op.73《皇帝》
ヴィルヘルム・バックハウス(p) ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1959
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 Op.58
ヴィルヘルム・バックハウス(p) ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1958
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 Op.37
ヴィルヘルム・バックハウス(p) ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1958
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 Op.19
ヴィルヘルム・バックハウス(p) ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1959
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 Op.15
ヴィルヘルム・バックハウス(p) ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1958
イッセルシュテットの第九1970年北ドイツ放送交響楽団
今回紹介するのはドイツの名指揮者ハンス・シュミット・イッセルシュテットが1970年5月に手兵の北ドイツ放送交響楽団と行った第九のライブ録音です。ベートーヴェンやブラームスなどを得意としたイッセルシュテットの演奏は、重厚でありながら癖のない大変聴きやすい演奏となっていて、今日も多くの人に愛されています。なお今回紹介する演奏の録音盤は現在はすべて廃盤となっており、今日鑑賞するのは困難な幻の名演となっています。音質の悪いニコニコでではありますが、貴重な名演をお楽しみください。第九名演シリーズmylist/4193289 有名指揮者の名演シリーズmylist/4245482