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[ch#29]2023年に読んだミステリ約110冊振り返り[その13][2023振り返り・完]
ボーイズラブ(BL)研究家の金田淳子が、主にミステリをフリーダムに書評していきます。
普段は「江戸川乱歩賞」受賞作を古い順番にやっておりますが、2023年に新しく読んだミステリが110冊ほどあったので、1冊あたり2分程度で語っていきます。※何もかもを忘れてる率が結構高いです。
※くぅ〜疲れました、これにて2023年の振り返り終了です。次回からまた江戸川乱歩賞に戻ります。
[その13]
ディクスン・カー、妹尾韶夫訳、1938=2014、『曲がった蝶番』、グーテンベルク21。
エラリー・クイーン、宇野利泰訳、1933=2013、『ドルリイ・レーン最後の事件』、早川書房。
三津田信三、2021=2023、『忌名の如き贄るもの』、講談社文庫。
M.C.ビートン、松井光代訳、1999=2021、『ハイランド・クリスマス』、文芸社。
ウィリアム・アイリッシュ、村上博基訳、1942(など)=2020、『裏窓』、グーテンベルク21。
斜線堂有紀、2021、『廃遊園地の殺人』、実業之日本社。
カーター・ディクスン、村崎敏郎訳、1944=2023、『爬虫館殺人事件』、グーテンベルク21。
[ch#23]2023年に読んだミステリ約110冊振り返り[その7]※その6動画は紛失しました
ボーイズラブ(BL)研究家の金田淳子が、主にミステリをフリーダムに書評していきます。
普段は「江戸川乱歩賞」受賞作を古い順番にやっておりますが、2023年に新しく読んだミステリが110冊ほどあったので、1冊あたり2分程度で語っていきます。※何もかもを忘れてる率が結構高いです。
[その7]
※[その6]の動画は紛失してしまいました。そのため、60冊目〜67冊目がヌケて、いきなり68冊めから始まります。申し訳有りません。
鏑木蓮、2006=2009、『東京ダモイ』、講談社文庫。
島田荘司、2005=2008、『エデンの命題』、光文社文庫。
神山裕右、2004、『カタコンベ』、講談社。
有栖川有栖、2006=2010、『乱鴉の島』、新潮社。
ジョン・ディクスン・カー、三角和代訳、1939=2014、『テニスコートの殺人』、創元推理文庫。
ジョン・ディクスン・カー、三角和代訳、1944=2022、『連続自殺事件』、創元推理文庫。
ユッシ・エーズラ・オールスン、吉田奈保子訳、2007=2011、『特捜部Q 檻の中の女』、早川書房。
[ch#22]2023年に読んだミステリ約110冊振り返り[その5]
ボーイズラブ(BL)研究家の金田淳子が、主にミステリをフリーダムに書評していきます。
普段は「江戸川乱歩賞」受賞作を古い順番にやっておりますが、2023年に新しく読んだミステリが110冊ほどあったので、1冊あたり2分程度で語っていきます。※何もかもを忘れてる率が結構高いです。
[その5]
野沢尚、1997=2000、『破線のマリス』、講談社文庫。
夢野久作、1935=1992、『S岬西洋婦人絞殺事件』、青空文庫。
ポール・アルテ、平岡敦訳、1988=2004、『赤い霧』、ハヤカワ・ミステリ
伏尾美樹、2021、『北緯43度のコールドケース』、講談社。
ジョン・スラディック、真野明裕訳、1977=2008、『見えないグリーン』、ハヤカワ・ミステリ文庫。
多岐川峡、1958?=2015、『氷柱』、アドレナライズ。
ディクスン・カー、妹尾アキ夫訳、1932=2018、『蝋人形館の殺人』、オリオンブックス。
アガサ・クリスティー、鳴海四郎訳、1941=2003、『白昼の悪魔』、早川書房。
アガサ・クリスティ、松本恵子訳、1933=2013、『エッジウェア卿の死』、グーテンベルク21。
アガサ・クリスティ、加島祥造訳、1945=2004、『死が最後にやってくる』、早川書房。
新野剛志、1999=2002、『八月のマルクス』、講談社文庫。
アガサ・クリスティ、三川基好訳、1944=2004、『ゼロ時間へ』、早川書房。
ヘイク・タルボット、小倉多加志訳、1944=2001、『魔の淵』、ハヤカワ・ポケット・ミステリ
[ch#20]2023年に読んだミステリ約110冊振り返り[その3]
ボーイズラブ(BL)研究家の金田淳子が、主にミステリをフリーダムに書評していきます。
普段は「江戸川乱歩賞」受賞作を古い順番にやっておりますが、2023年に新しく読んだミステリが110冊ほどあったので、1冊あたり2分程度で語っていきます。※何もかもを忘れてる率が結構高いです。
[その3]
川田弥一郎、1992=1995、『白く長い廊下』、講談社文庫。
横溝正史、1935=2019、『蔵の中・鬼火』、角川文庫。
桃野雑派、2021、『老虎残夢』、講談社。
桐野夏生、1993=2017、『顔に降りかかる雨[新装版]』、講談社文庫。
米澤穂信、2021、『黒牢城』、KADOKAWA。
渡辺容子、1996、『左手に告げるなかれ』、講談社。
川田弥一郎、1993=1996、『白い狂気の島』、講談社文庫。
相沢沙呼、2012=2016、『マツリカ・マジョルカ』、角川文庫。
ジョン・ディクスン・カー、加賀山卓朗、1937=2011、『火刑法廷[新訳版]』、早川書店。
ポール・アルテ、平岡敦訳、1988=2003=2022、『死が招く』、ハヤカワ・ミステリ文庫
【ゆっくり文庫リスペクト】妖魔の森の家【ジョン・ディクスン・カー】
"わかるだろうな、マスターズ。このさきずっと、わしは気にして暮らすだろうよ。"
今までに作った動画 mylist/73029299
<編集後記>
短編ミステリーというジャンルは、一本の動画に収まりやすく、尺が短いためにプロットもトリックもシンプルで、文庫動画としてかなり作りやすい部類に入るんじゃないかと思います。その中でも今回制作した『妖魔の森の家』は、1947年に書かれた短編でありながら、大変評価が高く、いずれ動画化しようと考えていました。実際、編集していて、構成に困ることもなく、作業もスイスイ進んだので、かなり楽しく作れたと思います。今回の小説に登場するヘンリー・メルヴェール卿は、ジョン・ディクスン・カーの小説を代表する二人の探偵の内の一人(もう一人はギデオン・フェル博士)で、アガサ・クリスティに例えると、ポワロとマープルみたいに、多くのカー作品に登場します。各々の探偵をどのゆっくりに当てはめるかは考えどころですが、今回はきめえまるにしました。探偵が三枚目の要素を持っていると、すぐにきめえまるがしっくりくる感じがします。金田一耕助とかもそうですが、どこか抜けているところがあるキャラクターと役柄が合っているのだと思います。ところで、背景や小道具などの素材を探していて、ちょうどいい素材が見つからないことがあります。そういう時は使える素材に合わせてシーンを変更するなどしています。たとえば、バナナの皮で滑って転んで、屋外の階段から転落するシーンがあるのですが、ちょうどいい階段が見つからなかったため、平たい地面で転んで飛び上がるシーンに切り替えました。この切り替えがうまくいくと、最初からこんなシーンだったような気がしてきます。ちなみになぜバナナの皮が置いてあったかというと、動画では省略されていますが、当時の『《下層階級》の子供たち』が、有名な政治家であればだれでもいいから、保守党上院議員クラブから出てきた誰か(ここでは、ヘンリー・メルヴェール卿)が、それでひっくり返るのを見て喜ぶという、いたずらを仕掛けていたそうです。これは、『選挙演説会で』『候補者を野次りたおす演説妨害者の心理に該当する。』らしいです。なんだか、タイムリーな話題とシンクロしてしまった気がします。