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【グノー】ボレロ【第十四回ボカロクラシカ音楽祭】CeVIO AI さとうささら
これだよ、これだよ、ボレロって!大体ラヴェルのなんて、スペイン音楽に聞こえないじゃないか!グノーはよく研究していますよね。一般にはあの平均律1-1を伴奏にしたアヴェマリアしか知られていませんが、グノーは「もっと評価されるべき」作曲家の筆頭なんじゃないかと思います。
ただし1つ残念なのは歌詞がフランス語なこと。やっぱりスペイン語で歌ってほしかった。この詩は本来スペイン語(作者不詳)だったものを、詩人のJ.バルビエがフランス語に翻訳したものです。スペイン語のままで歌詞にして欲しかったなあ。作曲年は1871年で、ビゼーのカルメンの初演は1875年ですから、これに影響されたわけではないですね。どうも19世紀にはフランスでボレロが大流行だったらしいです。
ボレロは本来スペインのダンス音楽のジャンルを表す言葉で、imslpには171ものエントリがあります。ショパンやサラサーテの名もあります。ここにはありませんが、カルメンにもボレロが含まれていますね。声楽曲も数はそれほど多くありませんが、グノーも含めていくつかあります。
なお、この曲で78-84小節(1:57くらいから)にある最高音の2度揚げは私が勝手に入れたもので、元楽譜にはありません。
グノーの歌曲
舟歌→sm37573254
ミニヨンの歌→sm33522031
第十四回ボカロクラシカ音楽祭参加作品(お題:あれじゃないほう)。
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【CeVIO さとうささら】蝶と星【サン=サーンス】
サン=サーンスの昆虫の歌シリーズの第3弾です。今回はPapillon(蝶)と思ったら、実はPapillon de nuit(夜の蝶)で、蛾(が)の話です。蛾が星に恋をする話。前々回の「とんぼ」ではサン=サーンス自身が詩を書きましたが、今回はバルビエという詩人の詩に対する付曲です。バルビエ自身は決して無名な詩人ではありませんが、この「蝶と星」は殆ど知られていないらしく、Webで検索しても、この曲以外全くヒットしません。こんな激レアな詩を見つけてきて付曲するあたり、サン=サーンスはやっぱり「昆虫少年だった疑惑」が一層深まったと思っています。
ということで、背景画はPixabayから探してきました。写真の蛾の種類はリケジョささらが一生懸命調べてくれました。投稿者はヨーロッパの人が多い雰囲気ですが、蛾は意外に日本との共通種が多いみたいです。サムネもPixabay(加工、OpenClipart-Vectors)。
セミとアリ→sm38161534
とんぼ→sm37683727
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Barbier- LOVE 眠れずに君の横顔ずっと見ていた
Barbier(バルビエ)の「LOVE 眠れずに君の横顔ずっと見ていた」