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イグナーツ・フォン・ザイフリート:リベラ・メ(モーツァルト:レクイエム補作曲)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=ryOasrbllJU)。
モーツァルトの絶筆となったレクイエム K626には様々な補作がなされていますが、
その試みの1つとして、ミサの終了後に故人の魂が復活すること、または生前の罪が
許されることを願って祈りを捧げる赦祷式(ミサには含まれないが、カトリックの
葬儀で行われる)に必要な曲「リベラ・メ(我を救い給え)」を追加する場合があ
ります。このリベラ・メ補作で有名なのは2つあり、1つはジギスムント・フォン・
ノイコムが1819年にリオ・デ・ジャネイロで演奏するために作曲したリベラ・メで、
これを追加したものは通称「リオ・デ・ジャネイロ版」(sm33818823)と呼ばれ
ています。
そしてもう1つが、オーストリアの作曲家イグナーツ・ヨーゼフ・リッター・フォン
・ザイフリート(1776 - 1841)が追加したもので、1827年にベートーヴェンの葬儀
で演奏されたことが記録されています。
アルテュール・スホーンデルヴルト指揮
ジェズアルド・コンソート・アムステルダム
クリストフォリ
モーツァルト(ジギスムント・フォン・ノイコム編):レクイエム K.626(リオ・デ・ジャネイロ版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=n52cQ42kJQ8)。
オーストリア出身の作曲家ジギスムント・リッター・フォン・ノイコム(1778 - 1858)は、ミヒャエル・
ハイドンに作曲を学び、ヨーロッパ各地で合唱指揮者や劇場の楽長などを務めた後、1810年代にブラジル
へ渡り、ブラジルにハイドンやモーツァルトの作品を普及させるという功績を残しました。
当時、モーツァルトの絶筆作品である「レクイエム」K.626は既にジェスマイヤー等の補筆完成版の演奏が
一般化していましたが、これはミサにおいて演奏するのには問題がなかったものの、ミサ終了後の赦祷式
(Absolutio ad Tumbam)で歌われる「リベラ・メ(我を解き放ちたまえ)」は含まれていませんでした。そ
こで1819年、ノイコムは「レクイエム」の細部を校訂したうえで、独自に「リベラ・メ」を作曲し、これ
を終曲とする編曲を行いました。
この編曲版は長らく存在が忘れられていましたが、最近になってリオ・デ・ジャネイロの大聖堂の書庫で
発見されたため、通称「リオ・デ・ジャネイロ版」と呼ばれています。
ヒャルデス・ティボール(ソプラノ)
ジェンマ・コマ=アラベール(メゾソプラノ)
シモン・エドワーズ(テノール)
アラン・ビューエ(バリトン)
ジャン・クロード=マルゴワール指揮
ラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
ヴェルディ レクイエム より抜粋 リベラ・メのフーガ (DTM インスト)
ヴェルディのレクイエム、リベラ・メの後半フーガ部分です。
ヴェルディ・レクイエムのマイリスト→mylist/54723990
カラヤン・ヴェルディ・レクイエム・4
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、1967/1 1→sm11560712 2→sm11561404 3→sm11561961