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被告が改めて無罪主張「有希ちゃんを殺していない」
勝又拓哉被告(36)は2005年、栃木県旧今市市の吉田有希ちゃん(当時7)を殺害した罪に問われ、一審で無期懲役の判決を受けて控訴しています。裁判で、弁護側は「被害女児を殺していないし、触れたこともない」と改めて無罪を主張しました。
一木明弁護士:「どう考えてみても被告人が犯人であるはずがない。勝又さんの自由を獲得しなければならない」
一方、検察側は「殺害した犯人であることは明らか」と主張して結審しました。判決は8月に言い渡される予定です。
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今市事件の控訴審 法医学者と科警研職員が出廷
2005年、栃木県旧今市市の小学1年の女の子が殺害された事件の控訴審で、遺体に付いていた粘着テープのDNA鑑定について、検察側と弁護側双方の証人が見解を示しました。
勝又拓哉被告(35)は2005年、吉田有希ちゃん(当時7)を殺害した罪に問われ、一審で無期懲役の判決を受けて控訴しています。弁護側は遺体に付いていた粘着テープから勝又被告や警察官とは別のDNA型が検出されたと主張していて、2月6日の裁判で弁護側の証人の法医学者は「真犯人に迫れる可能性がある」と証言しました。一方、検察側はテープを証拠としないよう求めています。検察側証人の科学警察研究所の職員は「鑑定前の指紋採取で他のDNAが混ざった可能性がある」として、DNA鑑定に使うサンプルとして適切ではないと話しました。
殺害場所も日時も変更 今市女児殺害で異例展開なぜ?
2005年12月に栃木県今市市(現日光市)の小学1年の女児(当時7)が殺害された事件で、殺人などの罪に問われ、一審・宇都宮地裁で無期懲役の判決を受けた勝又拓哉被告(35)の控訴審で、東京高検が10日、女児の殺害場所を遺体の発見現場の林道から「栃木県か茨城県内とその周辺」に変更する「訴因変更」の請求を東京高裁に行ったことが、関係者への取材で分かった。
事件を巡っては凶器がみつからないなど直接的な物証が乏しく、宇都宮地裁は「客観的事実のみから被告の犯人性を認定することはできない」としながらも、自白の信用性をもとに有罪判決を言い渡した。
https://www.asahi.com/articles/ASL1B7525L1BUUHB015.html
今市女児殺害の控訴審 検察が殺害の場所など主張変更へ
勝又拓哉被告(35)は2005年、当時の栃木県今市市の小学1年吉田有希ちゃん(当時7)を殺害した罪に問われて無罪を主張していましたが、一審で無期懲役の判決を受けて控訴しています。起訴状では遺体が見つかった茨城県常陸大宮市の山林で殺害したとしていましたが、関係者によりますと、1月10日に東京高検が東京高裁に対し、殺害場所について「栃木県か茨城県とその周辺」と主張を変更することなどを求めたということです。殺害場所の特定の立証が困難と判断したとみられます。これまで東京高裁は殺害の場所などについて、検察側に追加の証拠を提出するよう求めていました。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000118433.html