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ジョン万次郎とホイットフィールド船長の涙の再会
西暦1,853年10月14日
阿部正弘が、ジョン万次郎からアメリカ事情を聴取する。主に以下の人間が列席した。
①江川英龍
②川路聖謨
③林復斎
④筒井政憲
主に万次郎はアメリカについて、主に以下の発言を行った。
①アメリカの東西南北の位置(東西横断に陸路なら4ヶ月、南北横断に海路なら7〜8ヶ月)
②日本とアメリカの位置関係(江戸からカリフォルニアは3,000里程度)
③隣国との関係・気候・産業構成・通商関係・独立事情・34州による共和政治・風俗
④アメリカ人の気質
⑤大統領は、4〜8年任期の選挙によって選ばれ、国内が良く治っている。州は知事が統治
⑥現在の大統領は、第13代アメリカ大統領ミラード・フィルモアであり、先日来航したのは、ロード・アイランドで生まれ、メキシコとの戦いで戦功のあるマシュー・ペリーである。日本との接触はフィルモアからの要望であり、自国・他国の分け隔て無い扱いを望んでいる
⑦日本と異なり、戦闘で刀剣を腰に差す様な事はしない。海では大砲と台場での戦闘が有り得るが、台場で勝利する事は難しく、海軍の創設は急務である。軍艦に乗り込む人数は平時で500名、戦闘時は1,500名が必要。沖合から陸地を攻める場合は、大砲だけでなく短艇も使用する。短艇にも口径8cm程度の大砲を装備させる
⑧ペリー再来航の際、通訳にはオランダ語ではなく、アメリカ語が必要
その後江川は、ペリーの再来航に備え、万次郎を自らの配下としたい旨を江戸幕府に訴え、認められた。万次郎は、江川の江戸屋敷の長屋に居住する事となった。万次郎は以下の業務に従事した。
①翻訳
②通訳
③造船指揮
④人材育成
江川は、長崎で没収された万次郎の所持物を返還させた。また川路は、万次郎から聴取したアメリカ事情を糾問書に纏めた。
宇宙一元化 公式HP
http://universe-centralization.com/top.html
GHQ焚書図書開封 第56回
※「GHQ焚書図書開封」は、過去放映分を隔週水曜日に公開していきます。
占領下、大東亜戦争を戦った日本人の物語を断ち切るかのように、7千冊以上の戦前・戦中の書物がGHQによって没収された。理不尽な"焚書"に遭ったそれらの図書を"開封"し、当時の日本の実相を読み解いていきます。
第56回:仲小路彰『太平洋侵略史』を読む(4)
出演:西尾幹二
平成22年7月7日 放送