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広島そごう茶会 茶室「嵯峨野庵」 常盤会の茶席(席担当=茶道石州流)風景 2020.2
広島の茶の湯文化のサロン的な広島そごう新館9階にある茶室 嵯峨野庵。定例的に毎月、土日中心に様々な流派が釜を掛けていた。いわゆる大寄せ茶会である。茶会の流れを紹介。
表裏千家など各流、上田宗箇や石州、遠州、藪内等々の武家茶、濃茶会、煎茶の会などさまざまに誰でもふらりと訪れ楽しめる場所。最後の方の運営側の内輪のお客が多い席へ入りました。少し席中風景なども知り合いの先生にお願いして撮影させていただいた。
2月節分前日の2日は、茶人グループ常盤会茶席で担当は武家茶の茶道石州流宗家広島県支部でした。
席入り〜正客が決まると、御点前開始〜御菓子が出る〜半東が出て正客応対し解説なども〜正客から順にお菓子を頂戴し〜正客、次客までは御点前が点て、三客以降は水屋から点て出し。
補足
寿棚=天板が八角形、二本柱(四方透かし)の漆塗りの棚もののようです 風炉、炉共に使う。
上野焼=福岡県田川郡香春、福智、大任町などで焼かれる焼き物。小倉藩時代の細川忠興が朝鮮陶工を招いて始めたもの。茶人に好まれたが一時衰退。明治後再興。山岡徹(三代目徹山)=香春にある窯元(徹山窯)
多田焼=岩国吉川公の御用窯だった。元禄時代萩焼が入手できない事情ができた吉川公が京都の陶工を招き岩国の多田というところで、将軍家への献上用に茶道具や花器などを焼かせたのが始まり。寛政年間に途絶える。明治後様々復興がはかられたが、昭和になり初代田村雲渓、二代雲渓さんの雲渓窯により再興された。
高木治郎兵衛=京都三条釜座の釜師。千家十職の一つ釜師大西家で修行し安政2年(1855年)に創業。現在は6代目が製作しているそうです。
千漢鳳=韓国無形文化財の陶芸作家。聞慶窯。
前端雅峰=山中塗の塗り師。山中塗を受け継ぐ前端家九代目。今回の棗は蓋裏にミル貝の蒔絵。
高坏=たかつき。古代では素焼きの土器に足がついたもの~塗りの器に脚のついた菓子器。
しのぶ草=シダ科の植物 日本では長く鑑賞に用いられた 和名=「忍」耐え忍ぶからきたと言われる。
片桐石州=1万石あまりの大和小泉藩主片桐貞昌石見守。千道安の流れを汲む大名茶人で4代将軍家綱の茶道師範的位置にいたとされる。清水、不昧、伊佐派など様々分派している。
嵯峨野庵は広島そごう新館売却にて広島茶道界に歴史を刻み閉庵しました。
茶道石州流広島県支部 初釜 訪問記
武家茶道石州流宗家 広島県支部の初釜風景。
江戸初期の大名茶人片桐石州(貞昌 号=宗閑)公以来の武家茶道。
奈良に陣屋を構えた大和小泉藩主であり遠州流の小堀遠州に次いで四代将軍家綱茶道師範的な位置にいた。
江戸時代は幕府公式の茶の湯として武家中心に全国に伝播した。
全国(東京、奈良、新潟、会津、讃岐などなど)に多くの分派が派生して多岐に分かれている。
分派しているため長い年月の間に各派ごとに点前や所作が違うようです。
広島地方は呉や広島市に多く基本土佐清水派系統(清水派の発祥自体は仙台伊達藩)の点前の流れ。
武家茶道なので台子の点前がいまだに残り初釜などで献茶なども各支部で行われるそうですね。
土佐清水派では膝行というにじる動きがあったり 立ち上がる時膝廻りという所作があったり古い所作が残っているようでした。
雰囲気は出ているかとおもいます。
いくつか微修正してあげ直しています。
古い武家茶の初釜にお邪魔して撮影させていただきました。
広島東照宮春季例大祭参拝と御茶席で一服 (2019コロナ禍前)
広島東照宮参拝と薄茶席で喫茶
4月14日は春の例大祭があった。
広島駅の北側 二葉山(尾長山)麓にある慶安元年創建の東照大権現家康公を祀る歴史ある神社
場所は駅から歩いて5〜6分でしょうかね。
太鼓奉納や生花展もあったので盛りだくさん。
桜が終わりで葉桜に移ろうところ新緑へまっしぐらです。
(注)片桐石州 武家茶道 石州流開祖
大和小泉藩主 江戸初期の大名茶人で4代家綱公の茶道師範と言われる。
江戸幕府で主流となる流派で多くの分派が派生している。
〜ゆっくり喫茶去してってね〜誰でも参加できるお茶席へ行ってみよう!広島そごう新館 嵯峨野庵 常盤会茶会記 ニコニコ版本編
ゆっくりお茶席(大寄せ茶会)解説誰でも行けるお茶会シリーズ最新版。
R4 7・3 広島茶道文化の発信地 広島そごう新館 嵯峨野庵に於いて。
武家茶系が好きなので今回は2年ぶりにお茶席。大寄せ茶会での喫茶の流れと御道具。
前回も奇しくもそうでしたが茶人グループ常盤会茶会で茶道石州流さんの席です。
常盤会は各流派の先生が加盟する茶人グループで定期的に嵯峨野庵で釜をかけている。
茶道石州流席 担当
今回の担当石州流は大和小泉の石州流宗家の広島県支部のようですね。
基本広島の石州流は茶を立てるお点前は伊達藩 清水道閑系の清水派(その中でも土佐清水派)ですね。
今回は席中が内輪の方の多い席ではなかったのでお点前所作の映像は無しです。
たまにお客さんが少ない空いた時間帯は席担当さんや受付の方などが茶席に入る時もありますからね。
茶花名再録=半夏生(字幕脱字有り=半夏)、菊芋、フウロウソウ、モウズイカ、秋色紫陽花、矢筈茅
ゆっくりガイドは正しいのでこのままにします。
2年前の2月の茶席模様(一部お点前など映像あり)sm36387850
お茶席訪問シリーズ https://www.nicovideo.jp/series/216244
石州流について
大和小泉に陣屋を構えるの小大名片桐石見守貞昌が創始した武家茶道の一派。
三代将軍の茶道指南的な位置にいた小堀遠州に続いて四代将軍の茶道指南的な位置にあった人物。
系統的には千道安の系譜を引き、武家風茶の湯の創始者古田織部などの茶も継承しているようです。
侘びと要素と武家の格式も残す流派。故に家元以外でも台子の点前を今も残して継承している。
広島だと呉に石州流が盛んですね。分派が多いので家元と仰ぐ先が宗家や寺院など色々。
おそらく全国の石州流(幾つもに分派してる)をまとめれば茶の流派全体で見れば最大の数があるのではと思われます。
石州宗家、怡渓派、清水派、古石州、伊佐派、不昧派、鎮信派、其角堂派・・・・。
裏方に参加され先生にいくつか補足で水屋での写真などを提供していただきました (*´ω`*)人
*茶碗は流水で洗い、アルコール消毒し〜さらに流水で洗う手間をかけたそうです。
【Voicepeak】彩澄りりせ&フリモメンの「御茶席体験記」広島そご新館嵯峨野庵にて(再編集)
フリモメン誕生祭ないけど上げるぞい。お茶会体験解説かな?
R4 7・3 今は無き広島茶道文化の発信地 広島そごう新館 嵯峨野庵に於いて。
上田流とか石州とか武家茶系が好きなのでよく行ってました。大寄せ茶会での喫茶の流れと御道具。
追記=嵯峨野庵は2023年そごう新館閉館に伴いなくなりました。
前回も奇しくもそうでしたが茶人グループ常盤会茶会で茶道石州流さんの席です。
常盤会は各流派の先生が加盟する茶人グループで定期的に嵯峨野庵で釜をかけている。
茶道石州流席 担当
今回の担当石州流は大和小泉の石州流宗家の広島県支部のようですね。
基本広島の石州流は茶を立てるお点前は伊達藩 清水道閑系の清水派(その中でも土佐清水派)ですね。
今回は席中が内輪の方の多い席ではなかったのでお点前所作の映像は無しです。
たまにお客さんが少ない空いた時間帯は席担当さんや受付の方などが茶席に入る時もありますからね。
石州流について
大和小泉に陣屋を構えるの小大名片桐石見守貞昌が創始した武家茶道の一派。
三代将軍の茶道指南的な位置にいた小堀遠州に続いて四代将軍の茶道指南的な位置にあった人物。
系統的には千道安の系譜を引き、武家風茶の湯の創始者古田織部などの茶も継承しているようです。
侘びの要素と武家の格式も残す流派。故に家元以外でも台子の点前を今も残して継承している。
広島だと呉に石州流が盛んですね。分派が多いので家元と仰ぐ先が宗家や寺院など色々。
おそらく全国の石州流(幾つもに分派してる)をまとめれば茶の流派全体で見れば最大の数があるのではと思われます。
石州宗家、怡渓派、清水派、古石州、伊佐派、不昧派、鎮信派、其角堂派・・・・。
裏方に参加され先生にいくつか補足で水屋での写真などを提供していただきました (*´ω`*)人
石州さんの前の会長さんは以前行ってた喜多流謡曲の先生のお稽古場で一緒だったのですが、
謡曲の教師の資格もありお能もされたすごい方でした。今はいないんですけど・・・・・
何度か茶室なんかに遊びに行きました。
広島そごう新館9F 【嵯峨野庵 常盤会茶会記】 R4.7.3 映像編 音楽と字幕のみ
誰でも行けるお茶会シリーズ最新版。R4 7・3 広島そごう新館 嵯峨野庵に於いて。修正。
武家茶系が好きなので今回は2年ぶりにお茶席。大寄せ茶会での喫茶の流れと御道具。
前回も奇しくもそうでしたが茶人グループ常盤会茶会で茶道石州流さんの席です。
常盤会は各流派の先生が加盟する茶人グループで定期的に嵯峨野庵で釜をかけている。
今回の担当石州流は大和小泉の石州流宗家の広島県支部のようですね。
基本広島の石州流は茶を立てるお点前は伊達藩 清水道閑系の清水派(その中でも土佐清水派)ですね。
今回は席中が内輪の方の多い席ではなかったのでお点前所作の映像は無しです。
たまにお客さんが少ない空いた時間帯は席担当さんや受付の方などが茶席に入る時もありますからね。
2年前の2月の茶席模様(一部お点前など映像あり)sm36387850
茶花=半夏生、菊芋、フウロウソウ、モウズイカ、秋色紫陽花、矢筈茅
石州流について
石州流について
大和小泉に陣屋を構えるの小大名片桐石見守貞昌が創始した武家茶道の一派。
三代将軍の茶道指南的な位置にいた小堀遠州に続いて四代将軍の茶道指南的な位置にあった人物。
系統的には千道安の系譜を引き、武家風茶の湯の創始者古田織部などの茶も継承しているようです。
侘びと要素と武家の格式も残す流派。故に家元以外でも台子の点前を今も残して継承している。
広島だと呉に石州流が盛んですね。分派が多いので家元と仰ぐ先が宗家や寺院など色々。
おそらく全国の石州流(幾つもに分派してる)をまとめれば茶の流派全体で見れば最大の数があるのではと思われます。
石州宗家、怡渓派、清水派、古石州、伊佐派、不昧派、鎮信派、其角堂派・・・・。
裏方に参加され先生にいくつか補足で水屋での写真などを提供していただきました (*´ω`*)人
石州さんの前の会長さんは以前行ってた謡曲の先生のお稽古場で一緒だったのですが、
謡曲の教師の資格もありお能もされたすごい方でした。今はないんですけど・・・・・
何度か茶室なんかに遊びに行きました。