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バッハ:カンタータ第59番「われを愛する者は、わが言葉を守らん」BWV59
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=0Oorxqthffo)。
バッハがライプツィヒの聖トーマス教会のカントルに就任してから約1年後の1724年、ライプツィヒで初の聖霊降臨祭の第1日にあたる5月28日に初演されたカンタータ「われを愛する者は、わが言葉を守らん」BWV59は、ヨハネによる福音書から、イエスが「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る」と言ったという故事に基づいて、神と聖霊の愛に感謝する歌詞が歌われます。
しかし本作は、残された歌詞から7曲必要なのに4曲しか作曲されておらず、しかも終曲(第4曲)がコラール合唱ではなくバスのアリアで、更にトランペットが通常編成(3本)より少ない2本であることから、専門家の間ではこれが完成形のカンタータなのか疑われています。
特に終曲がアリアであることは構成上致命的な問題があるとみなされ、通常は演奏時に終曲としてコラールを追加して全5曲とする対応がなされています。その対応は演奏者によって異なり、第3曲のコラールをそのまま使って歌詞だけ変更して歌ったり、他のカンタータからコラールを転用したりといった工夫がなされています。この動画では、コラール 「Gott, Heiliger Geist, du Tröster wert」を転用して終曲としています。
ジョアン・ラン(ソプラノ)
ヤン・ボルネル(アルト)
ヴァルター・シーゲル(テノール)
エッケハルト・アベーレ(バス)
ルドルフ・ルッツ指揮
バッハ財団管弦楽団
【ボカロ合唱】カンタータ59番より1.二重唱2.叙唱3.コラール4.アリア
mylist/20075386
ミク「冷静に考えたら、週間カンタータの予定なんだから、3つ上げる必要ないよね」
「という事で、聖霊降誕節初日のカンタータだよ」
「不思議な構成なのは中断されたからとか言われてるよ」
「最初の二重唱はソプラノとバスのカノン風デュエット」
「次は聖霊の降臨をイエスの降臨に解釈しての感謝」
「で、ルターによるコラールだよ」
との「で、最後にアリアでござる」
「協奏曲風で、聖霊が心に宿ることの喜びを歌っているでござる」
「演奏家によっては、この後に再びコラールを入れるそうでござる」