アントン・ライヒャ(1770-1836)による「3つのホルンのための24の三重奏曲」。ベートーヴェンと同年の生まれで友人でもあったボヘミア出身のライヒャは、管楽器による室内楽の分野で大きい足跡を遺した。木管五重奏曲群はその代表的なもの。この曲集はナチュラルホルンを想定して書かれ、この楽器でぎりぎりの表現の可能性を追求したもの。対位法の名手だったライヒャらしくカノンやフーガが織りまぜられ、万華鏡のような多彩さ、楽しさが味わえる。1. Tempo di minuetto 2. Musette. Allegro 3. Adagio