許せ娘よ。私はお前を消さねばならぬ。人の型の妖怪を救わねばならぬ。そのためには妖怪が人間になったという歴史はあまりにも不都合。もともと人間だった者が妖怪になったと改変しなければならぬ。娘よ。お前は私の秘密を知っている。だがら私はお前を消さねばならぬ。許せ娘よ。お前はこの先誰にも向き合うことはできない。いや、できなくさせる。お前は正体不明でなければならない。他人からも。自分からも。私が付けた名前すら、お前は思い出すことができないだろう。許せ娘よ。私はお前を・・・・。 今回のBGM:忘れられた鍾乳洞から「赤錆びた巻物」