それは、人々がまだ神々の存在を信じていた頃。遠い、遠い記憶から始まった。スカーレットという名で呼ばれた宝玉を巡り、名だたる権力者が奪い合いを繰り返した。その争いは、繁栄を誘い、滅びを招いた。世界を変える力を手にする者たちは、何を望むのだろうか。意思を奪う禍々しい輝き。太陽のように力を与えるエネルギー。闇にのまれるような深い緋の色。最後に手にした者が滅びた時。再び新しい世界が始まった。宝石は、新しい主を求めこの世界のどこかで呼び合う魂を待ち続ける。そう、、、月が太陽を引き寄せるように。廻りめぐる命のように。