教育ニ関スル勅語(教育勅語)は、1890年(明治23年)10月30日に、明治天皇の名で発表された勅語である。その趣旨は、明治時代半ばから昭和時代前期まで、日本の修身・道徳教育の根本規範と捉えられた。また、外地(植民地)で施行された朝鮮教育令(明治44年勅令第229号)、台湾教育令(大正8年勅令第1号)では、教育全般の規範ともされた。さらに、紀元節(2月11日)、天長節(天皇誕生日)、明治節(11月3日)および1月1日(元日、四方節)の四大節と呼ばれた祝祭日には、学校で儀式が行われ、全校生徒に向けて校長が教育勅語を厳粛に読み上げ、その写しは御真影とともに奉安殿に納められて、丁重に扱われた。