思い出して ごらん…遠い昔 まだ僕達が毛むくじゃらの 猿だった頃言葉など 無くても理解し 合えた 事を。母なる 惑星の 滅びかけた大地の下に 今も 安らかに眠る 何兆という恋人達の 屍の 事を。気の遠く なる様な時の流れの この一瞬に僕達は出逢った。その 幸運な奇蹟を…。ビッグバンが真実ならば僕達は紛れもなく 一つだったのだ。 そして…遥かな未来。 この宇宙が縮み行くものならばどんなに 憎んだ者とも限りない美しい文明の遺産や尊敬してやまぬ あの人とも一つに 還るのだ。 僕達に何故 愛さずに 居られよう僕の一部である 君をそして この宇宙の全ての 存在 を…