30米の巨大な望遠鏡

30米の巨大な望遠鏡

TMT計画(てぃーえむてぃーけいかく)とは、カリフォルニア工科大学、カリフォルニア大学、天文学研究大学カナダ連合の3機関が共同でハワイ島マウナケア山頂に建設予定の超大型光学赤外線望遠鏡計画である。日本では国立天文台ELTプロジェクト室が積極的な参加を検討している。TMTとは Thirty Meter Telescope の略称であり、その名の通り有効口径が30mの巨大な望遠鏡となる。巨大マゼラン望遠鏡と同じく、宇宙望遠鏡との連携観測を行うことを主目的とする。主鏡は492枚の六角形の鏡を組み合わせた複合鏡。合成主鏡有効径は30メートルとなる。簡単に考えると、W・M・ケック天文台の望遠鏡を約3倍したのとほぼ同等である。完成・稼動は2018年を目標としている[2]。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm15600050