米国内でロシアの諜報員らが暗躍していたとされる事件で、FBIは2010年1月から6月までに10回、いずれも水曜日に、チャップマン容疑者がロシア対外情報局(SVR)の指示を受けるため、複雑な手順で当局者と接触する様子を監視していた。FBIの捜査官はチャップマン容疑者と接触したロシア人男性の1人がニューヨークの連本部に戻っていくところを、何度も目撃している。毎週水曜日がSVRとの連絡日で、容疑者と当局者とのメッセージのやり取りにはプライベートな無線通信が用いられており、ニューヨーク市内のカフェでチャップマン容疑者が窓際の席に座りラップトップPCで作業を始めた10分後、ロシア当局者が乗っているとみられるミニバンが、データ通信が可能な距離まで接近したこともあったという。