あらすじ:茜の中には3人の人格が存在する。『茜』と大阪弁の心優しい女の子『ひろひろ』、破壊願望を持つ男『ボーガン』だ。施設に暮らす茜の経過は順調に見えたが、気がかりなのはボーガンの「29歳の誕生日に死ぬ」という宣言が完全には払拭されていないことだった。そして29歳の誕生日が近づいたある日、新たな人格が現れる。彼女は2年前に亡くなった茜の姉・藍子と同じ名前の持ち主だった…。茜たちの心の痛みと、その痛みを和らげようとする医師たちを穏やかな優しい目線で描く。平成18年度名古屋市民芸術祭賞を受賞した同名舞台作品を新たに書き下ろしたオリジナル作品。