アホウドリのヒナ15羽を聟島へ移送

アホウドリのヒナ15羽を聟島へ移送

 国の特別天然記念物に指定されているアホウドリは伊豆諸島と尖閣諸島におよそ3000羽が生息していますが、主な生息地である伊豆諸島は火山が噴火して生息地が全滅する恐れがあることから、環境省は2008年からアホウドリのヒナを伊豆諸島の鳥島から350キロ離れた小笠原諸島の聟島に移して分散飼育する取り組みを行ってきました。これまで55羽が聟島に移され、54羽が巣立っていますが、11日午後、15羽のヒナがヘリコプターにより移されました。 環境省では、「分散飼育の目標は達成された」として、移送は今年で最後とし、今後、アホウドリの生息状況に応じて移送を行うか検討することにしています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm16946781