体長わずか20cmの生まれたばかりのフクロウの赤ちゃんが、50羽のカラスの大群に襲われ、保護された。助けたのは、ゴルフ場のキャディーとゴルフ客たちだった。動物病院に保護された1羽のフクロウのひな。体長はおよそ20cmで、生後1カ月程度とみられている。馬場総合動物病院の片野理恵獣医師は「森が減ってきているので、どうしてもニホンフクロウ自体の数も減ってきていますし。貴重な動物であることに間違いはないと思います」と話した。今回、ゴルフ場で保護されたフクロウのひなは、幸いけがはなかったが、病院では、餌のとり方や飛び方を練習させ、半年程度たってから、野生に戻す方針だという。