四天王寺の西の鳥居は東の生駒山を拝するものだと考えられる。生駒山は大阪と奈良の間にある霊山。「先代旧事本記」によると、生駒山に饒速日(ニギハヤヒ)命が天下ったと書かれている。つまり生駒山は饒速日命の山である。実際に、生駒山にある石切神社の御祭神は饒速日命とその息子の宇摩志麻遅(ウマシマジ)命。宇摩志麻遅命の六代目が物部姓を賜る。つまりこの二人の神は物部の祖先であり、生駒山は物部の祖山ということになる。西の鳥居から生駒山を拝むというのは、物部の祖先を拝むことである。動画一覧 mylist/36747980 「聖徳太子 四天王寺の暗号」書籍紹介 http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-920-2.html 著者中山市朗は新耳袋シリーズの共著者