ヴィルヘルム・ステンハンマル:交響曲第1番 ヘ長調

ヴィルヘルム・ステンハンマル:交響曲第1番 ヘ長調

ステンハンマルはスウェーデンの作曲家及びピアニスト・指揮者で、ベルワルド以降の重要な交響楽作曲者(アルヴェーンと並んで)の1人とされています。作曲様式は後期ロマン派の重厚な作風からスタートし、1910年頃を境に民謡の旋律法などを取り入れ、北欧風の抑揚を目標にし、透明で飾り気ない音楽を目指すようになりました。交響曲第1番は1902~1903年の作ですので、まだスカンジナヴィア風の特徴は顕著ではなく、後期ロマン派の重厚な(それでいて耳あたりの良い)音楽になっていると思います。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm20869243