イエスが船を上がられるとすぐに、悪霊に取り憑かれた墓場からやって来た。この人は墓場を住まいとしており、人々によって度々鎖で繋ぎとめようとしたが、引きちぎられ誰も彼を縛り付けることはできなかった。彼は主を目にするとひれ伏し「かまわないでくれ、後生だから苦しめないでほしい」と言った。主が名をお尋ねになると、「名はレギオン、大勢である故」と言った。霊たちは、草を食んでいる豚の大群を見て言った。「どうかあの豚に乗り移らせてほしい」主がお許しになると、霊たちは豚に取り憑いた。豚たちは一斉に湖へと走り出し、溺れ死んでいった。それを見ていた町の人たちはイエスにこの地域から出ていってもらいたいと言った。マルコによる福音書 第五章