【普通の歴史】1-6 江戸から明治へ(6)タイトル不詳

【普通の歴史】1-6 江戸から明治へ(6)タイトル不詳

中国とイギリスの間で起こったアヘン戦争は隣国・日本に衝撃を与えずにはおられなかった。当時、長崎でこのアヘン戦争についての詳報に接した吉田松陰は驚愕した。平戸滞在中に松蔭が読んだとされる書物に「阿芙蓉彙聞」七冊があり、松蔭がその後も必読書としてあげているものにも「阿片始末」がある。もし日本がヨーロッパに侵略されたら、日本人は殺され、痲薬を吸うことを強制され、日本は崩壊してしまうと思っても不思議ではない。それが歴史的事実だからだ。吉田松陰自身は安政の大獄に連座して処刑されたが、彼の思想はその後長く日本政治に影響を及ぼした。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm21544808