安部幸明:シンフォニエッタ

安部幸明:シンフォニエッタ

安部幸明(明治四四年~平成十八年)は軍人の息子として広島に生まれました。東京音楽学校でチェロを専攻し作曲をプリングスハイムに学びます。安部は「わかりやすい音楽」を作曲することを心がけ、政治的な主張や前衛技法を曲に盛り込むことを断固として退けました。「シンフォニエッタ」は昭和三九年に作曲された3番目の交響曲で最後のオーケストラ編成楽曲です。本来は交響曲と名付けるところを、軽い曲想だからということでシンフォニエッタと名付けられました。ソ連の名指揮者アルヴィド・ヤンソンスはこの曲に惚れ込み、レニングラード交響楽団を指揮してソ連初演を行いました。佐藤菊夫指揮東京交響楽団による演奏。LP音源ですが音質は良好だと思います。 今まで投稿した動画→ mylist/34165070

http://www.nicovideo.jp/watch/sm24891990