風澄徹はほんの一瞬だけ、悩んだ。敵の大型アタッカーが弱っている。いくら相性が悪いとはいえ、駐留するまでに撃ちこめばきっと死滅できるだろう。しかし仕留め損なえば無意味となる。一歩その近くではマナ吸収を行っている敵の使い魔が居た。吸収中はほぼ一撃で倒せるほど防御力が無い、所謂ノーガード状態といっても良い。結局、徹は後者を実行した。―————気が付くと徹は先程の大型アタッカーの一撃で致命傷を負っていた。次の二撃目を受ける寸前、まさに死ぬ直前、仲間の竜殺し、そして敵――服部半蔵と目があった。「一瞬迷ったな。それがこの結果だ」意識が遠のく中、正義を貫くあの男の声が聞こえた・・・その1⇒≪ sm26266964 ≫その3⇒≪≫