フランスが憎まれる理由・血生臭い国歌

フランスが憎まれる理由・血生臭い国歌

これは名作映画「カサブランカ」の有名なシーン。ハンフリー・ボガート(リック)が経営しているバーでドイツ軍人たちが軍歌「ラインの守り」を歌っていると、反ナチス運動家のラズロがやってきてフランス国歌を演奏するようにバンドに指示する。だが、フランスはすでに降伏しており、フランス国歌は歌うのを禁止されたいた。それでも構わずにバンドが演奏してフランス人が歌い出したので、ドイツ軍人は激怒してリックのバーを営業停止にする。戦後、フランス国歌は自由の賛歌のように愛唱されて、逆に「ラインの守り」はナチス・ドイツの軍歌としてドイツ国内でさえ歌うのは自粛(禁止ではない)されている。戦勝国の歌は讃えられて、敗戦国の歌は自粛されるということ。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm27622480