アリアとヒメとありあのお話

アリアとヒメとありあのお話

私が高校生の頃逝ってしまったルーのことを思い出します。ルーに初めて逢ったのは私がまだ4歳か5歳の頃でした。父が家に連れてきた時のことはいまだに鮮明に覚えています。夜、帰宅してきた父の腕にはまだ赤ちゃんだったルーが抱えられて、そしてもう一方の腕にはルーと同じクロブチの、でももう冷たくなっていた、たぶんルーの兄弟が抱えられていました。道で動かなくなっていたその子の傍にルーは寄り添うように居たそうです。死んでしまったこの子の分まで可愛がろう、幸せにしてあげよう・・・子供心にそう思いました。でもそれから10年以上彼女と過ごして幸せにしてもらったのは私のほうでした。せめてこの小さく暖かなものたちの明日が優しい時間でありますように・・・

http://www.nicovideo.jp/watch/sm2767554