満員電車で女性が朗々とボレロを歌い「シッシシシ!」と無声音をまき散らすと痴漢らしいのがスゴスゴとその場を去ってゆく-そんな平和的光景を夢見ての本作だ。発端は「勇気ある女子高生考案のバッジが車内の痴漢抑止の効力発揮」(4月8日朝日新聞夕刊トップ)の記事。ならば音楽も負けてはいられぬ。ボカロキャラのミク、楽曲「ボレロ」、筆者のロクリアン脳が一致団結すればとんでもない”空性力”を発揮できる筈ではないか。あまりにもあっけらかんとした明るい雰囲気に「痴漢に相応しくない」と戸惑う方々もおられよう。だが車内での慎重かrつ陰湿な痴漢は日本独特なもの。この音楽は太陽のような乾燥力で満員電車の痴漢生息環境を消滅させるかも?M・ラヴェルの痴漢の真反対のような眼差しが頼もしい。詳細はHP。