中国、抗日戦争の期間を6年間延長 正当性アピールする狙いか

中国、抗日戦争の期間を6年間延長 正当性アピールする狙いか

中国が、抗日戦争の期間を6年間延長した。中国の教育省は、1月3日付の通達文で、「14年抗戦の概念を確実にする」として、2017年春の教科書から、「八年抗戦」の字句を全て、「十四年抗戦」に変えるよう指示を出した。中国は、これまで、抗日戦争は、1937年の「盧溝橋事件」を起点としていたが、満州事変の発端となった1931年の「柳条湖事件」にさかのぼらせた形。当時、中国共産党は、局地的な抵抗運動を行っていたとされ、抗日戦争での役割を強調することで、正当性をアピールする狙いがあるとみられる。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30413461