ベートーヴェン エグモント序曲 Op.84

ベートーヴェン エグモント序曲 Op.84

ベートーヴェンの序曲としては特に有名で、演奏機会も多い作品です。 史実に基づくゲーテの戯曲「エグモント」のために書かれた10の付随音楽の序曲で、“暗から明へ”というベートーヴェンのモットーが象徴的に表現されています。また、“♪タタタ・タン”という「運命」にも通じる動機を主軸に据えるなど、 差し詰め“ミニチュア版「運命」”といえる程に充実した内容を持っています。コンパクトなものの音に無駄がなく、“序曲”で済ますにはあまりに濃い音楽です。 この曲についてリストは次のように語っています。「ベートーヴェンが大詩人の言葉に霊感を得て描き出した最初の一例である」 名曲「エグモント序曲」は、1809年から1810年にかけて作曲されました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30667776