宮原禎次:交響組曲《大大阪》

宮原禎次:交響組曲《大大阪》

宮原禎次(明治三十二年~昭和五十一年)は山田耕筰の弟子で師匠と同じく歌劇や舞台音楽、宝塚のためのミュージカルに意欲的でしたが山田が断念した交響曲や管弦楽曲も積極的に作曲し、6つの交響曲や協奏曲を遺しています。主に関西で活躍しており、この「大大阪」はその縁で作曲されたものと思われます。昭和十五年に作曲されたこの曲は「淀川に寄す」「大阪の夏祭」「おんごく」「近代都市大阪への讃歌」の4楽章からなり、終楽章では中田章の「大阪市歌」が引用されます。本名徹次指揮大阪センチュリー交響楽団(現・日本センチュリー交響楽団)、ザ・カレッジ・オペラハウス合唱団による平成二十二年8月5日の蘇演。尚この音源はNHKFMによるものです。 今まで投稿した動画→ mylist/34165070

http://www.nicovideo.jp/watch/sm31835923