むせびながら泣きじゃくる男「宮川タイスケ」いつもと同じ何気ないBARでの仕事を終えると、タイスケは帰路についていた。帰る中、ふとタイスケは友達がいないことを思い出し空を見上げた。これから帰って、一人で鍋を食べて、寝るだけ。そんな生活の日々。ジルは忙しいとタイスケを避け、ギル兄からは「お前が好かん」と吐き捨てられ、ボスからは「少し、体臭を抑えようか」と理不尽に言われ、タイスケは荒んでいた。「もう一人、自分が居たらな……」次の日、タイスケはBARでグラスを磨いていた。そこにカランカランッと音が鳴る。「いらっしゃいま……」扉を開け、そこに佇んでいたのは、にこやかなもう一人の「宮川タイスケ」だった。 sm31986325 ←前回 mylist/59972803 次回→ sm31998897