「ハロー」「バイバイ」人の言葉をまねするシャチ 保護団体からは批判

「ハロー」「バイバイ」人の言葉をまねするシャチ 保護団体からは批判

「ウィキー」は飼育員のまねをして、ほかに「エイミー」や「One, two three」などの音を噴気孔から出すという。英王立協会の生物科学学術誌に31日、研究報告が掲載された。一部の鳥類が人間の物まねをすることは良く知られている。ほ乳類では、イルカやマッコウクジラがお互いや別の種族の発する音をまねることが分かっている。論文の筆頭著者、マドリード・コンプルテンセ大学のホセ・アブラムソン博士は、手話や絵を使ってオウムやイルカと「会話」した先行事例もあるため、いずれ「ウィキー」と初歩的な会話ができるようになるかもしれないと話す。ただし、動物に人間の概念を押し付けて人間との会話を優先させるより、本来の生態系で動物がお互いに意思疎通を図る方法を理解する方が有益だと、博士は話す。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32676869