「千秋の思い」宮城県気仙沼で悲願の橋が完成へ しかし開通延期

「千秋の思い」宮城県気仙沼で悲願の橋が完成へ しかし開通延期

東日本大震災からまもなく7年です。宮城県気仙沼市の大島では島民が待ち望んでいた島と本土を結ぶ橋が来年、完成する予定です。しかし、ある問題が浮上しています。 気仙沼市の本土と離島を結ぶ気仙沼大島大橋。2019年3月までに完成する予定で、交通アクセスの向上と島への観光客の増加が見込まれています。 大島の島民:「千秋の思いで待ってました。見ただけで涙が出てくる」 県と市は観光の目玉となる橋の完成に合わせて、地元の新鮮な海産物などを販売する観光商業施設をオープンさせる計画でした。しかし。 気仙沼市の担当者:「早期着工・早期完成に向けて努力していくことしかいえない」 2017年11月、宮城県と気仙沼市は施設のオープンを1年以上、遅らせると島民に説明しました。用地の買収などが遅れたためです。震災の津波で水道や電気などが止まり、島民が1カ月近く孤立した気仙沼市大島。震災前、年間約32万人だった観光客は今も11万人ほどと観光の復興が遅れていて、観光商業施設のオープンに期待していた島民は落胆の色を隠せません。 大島の島民:「復旧を加速させなければ気仙沼(大島)は衰退していく。(本土と比べ)大島の観光は遅れている」 http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000122088.html

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32825818