尿を使って「がん」発見へ 日立製作所が技術開発

尿を使って「がん」発見へ 日立製作所が技術開発

 日立製作所は尿を使って高い精度でがんを発見する技術を開発しました。日立によりますと、人の尿と一緒に体の外に排出される「代謝物」は約2000種類、見つかっていますが、がんを患うとその中の数種類が減ったり増えたりすることを突き止めたということです。 尿を利用したがん発見技術の実用化に向けて日立は実証試験をして、解析機器のある施設までの尿の適切な運搬方法などを確認することにしています。実証試験を進めて、2020年代初めに実用化させたい考えです。 日立製作所研究開発グループ・坂入実チーフサイエンティスト:「小児がんの例だと血液を採るのが大変なので、尿を代替していくことは社会的に非常に意味があると考えています」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33064667