米・元北朝鮮担当高官「高リスクなギャンブル」 米朝会談に懸念の声も

米・元北朝鮮担当高官「高リスクなギャンブル」 米朝会談に懸念の声も

 アメリカ政府で長く北朝鮮政策に携わってきた元高官は、米朝首脳会談について「リスクが高いギャンブルだ」と懸念を示しています。 ダニエル・ラッセル元米国務次官補:「米国の大統領にとって、金正恩氏のような敵対相手に会うことはリスクが高いギャンブルだ」 2017年3月まで国務次官補を務めたラッセル氏は、南北首脳会談の共同声明について「過去の合意で使われた曖昧(あいまい)な文言の使い回しに過ぎない」と指摘しました。また、日本を除く3、4カ国で協議を開催することで合意したことについては「明らかに日本を孤立させ、強硬姿勢を取り続けた安倍総理大臣を懲らしめるためのものだ」と北朝鮮の狙いを分析しました。また、東アジアの安全保障を研究する専門家も、米朝首脳会談では非核化に向けた具体的な合意はできないと慎重な見方を示しました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33122515