アコギ・オリジナル弾き語り◎血まみれのかかし

アコギ・オリジナル弾き語り◎血まみれのかかし

ギターを弾きはじめた頃に作った詩歌。この頃はこういった日本の田舎文化における土着的、風土的な血生臭い禁忌的な歌ばかり作っていた。三度目の家出をして半ば乞食のように方々を漂い旅していた私は、ある寂れた郊外にいきつき、丁度雨が降ってきたので近くにあったあばら家へ雨宿りをするため駆けこんだ。小屋はどうも百姓の物置として使われているようで農機具やガラクタが無造作に置かれて有ったが、そこにボロのギターを見つけた私は一寸拝借して、雨足が土砂降りになるのをいいことに、そのギターをかきむしってかかしの歌を雨が止むまで唄っていた。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33196734