新潟県知事選 自民・公明支持の花角英世氏が当選

新潟県知事選 自民・公明支持の花角英世氏が当選

事実上の与野党対決の構図となった新潟県知事選挙は6月10日に投票が行われ、自民・公明両党が支援した元海上保安庁次長の花角英世氏が、接戦の末、野党5党が推薦する候補らを破り、初めての当選を果たしました。新潟県知事選挙の結果です。▼花角英世(無所属・新)当選、54万6670票▼池田千賀子(無所属・新)50万9568票▼安中聡(無所属・新)4万5628票 花角氏は新潟県佐渡市出身の60歳。国土交通省の審議官や新潟県の副知事などを経て、海上保安庁の次長を務めました。選挙戦で、花角氏は、幅広い支持を得ようと、できるだけ政党色を抑え、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に慎重な姿勢を示すとともに、地元の経済活性化などに取り組むと訴えました。また、自民・公明両党は、幹部らが業界団体などを回って支援を呼びかける徹底した組織戦を展開し、花角氏が初めての当選を果たしました。花角氏は「ふるさと新潟を元気で暮らしやすい県にすることを約束する」と述べました。また、柏崎刈羽原発の再稼働については「県民の納得がないかぎり動かすことはできず、県民の考えや理解を第一に考えたい。前の知事が設置した福島の原発事故の検証委員会の答えを受けて、リーダーとして何らかの結論を出さなければいけない」と述べました。一方、池田氏は、原発の再稼働に慎重な姿勢を示し、野党5党の幹部らも街頭で安倍政権を批判して支持を訴えましたが、及びませんでした。 「当選できなかったことは私の力不足で、本当に申し訳ない。花角氏は原発ゼロを掲げて選挙戦を戦ったので、その実現に向けてしっかり取り組んでほしいし、私も注視していきたい」と述べました。 投票率は58.25%で、前回を5.20ポイント上回りました。 関連: 新潟県・米山隆一知事が辞任表明「女子大生買春問題で釈明」原発再稼働問題は?地元・支持者の反応 sm33078229 NHK2018年6月11日 5時00分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180610/k10011471741000.html

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33352338