1969年4月24日に行われたレッド・ツェッペリンのサンフランシスコ4連続公演初日の音源を収録した海賊盤から『Killing Floor』を紹介。演奏後のMCで、ハウリン・ウルフのカバーをやったことが分りますが、あの独特のスローで粘りつくようなベースラインや、「トラベリング・リバーサイド・ブルース」を混ぜた奔放なアドリブにより、「レモンソング」化が進んでいることが確認できる面白いテイクです。これと趣が異なるジミ・ヘンドリックス版の同曲と聴き比べられると、より楽しめるかと思います。彼らはこの頃プレスから、イギリスの檸檬絞りと嘲笑される厳しい状況でしたが、全米各地で精力的にライブを展開して人気を確立しつつ、それと平行してセカンドアルバムの制作を行うという超過密スケジュールの最中にありました。