ペルゴレージ:スターバト・マーテル

ペルゴレージ:スターバト・マーテル

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=qzOmPUu-F_M )。1736年、若くして結核に侵され、ナポリ近郊で療養生活に入っていたジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710 - 1736)の元に、ナポリの貴族の集まりである「悲しみの聖母騎士団」から「スターバト・マーテル(悲しみの聖母)」の作曲依頼が入りました。既に自らの命が長くないと悟っていたペルゴレージは、この曲が最後の作品となることを予期して作曲に取り組みます。そして最後の力を振り絞って「スターバト・マーテル」を作曲し終えた直後、彼は26歳の若さでこの世を去りました。「スターバト・マーテル」とは13世紀に生まれたカトリック教会の聖歌で、その名の通り、わが子イエスを磔にされた聖母マリアの悲しみを思う詩に曲を付けたものです。一説によれば、歴史上「スターバト・マーテル」を手掛けた作曲家は600人以上といわれていますが、ペルゴレージの「白鳥の歌」となった今作は、その最高峰に位置する傑作となっています。フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)エメーケ・バラート(ソプラノ)ナタリー・シュトゥッツマン指揮オルフェオ55

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33895063