乙邦 Otokuni/ちとせ

乙邦 Otokuni/ちとせ

いつも何かに心を砕き何かを置き去りにして 時は過ぎた港から望む島影や 夕闇に浮かぶ山並み君と見たみんな 僕をかすめて駆け抜けて行く 君に 愛を伝えるのは容易いことだと 思うけれどいつも 僕は 君のことを怒らせてばかり いるのだろう 渦のなかから こぼれ落ちた君を迎えに行く 橋の袂まで抱き寄せておくれ 授かったままに 君に触れるよろこび 噛み締めてもう どんなに汚れたって構わない 町の空は 遥か高く飛び立つ心の 向かう先は こんな涼しい風のなか蜻蛉が横切る いつもの道 君に 愛を伝えるのは容易いことだと 思うけれどいつも 僕は 君のことを 怒らせてばかり いるのだろう

http://www.nicovideo.jp/watch/sm34024886