205上湧別チューリップ公園 北海道紋別郡湧別町上湧別屯田市街地318 01586-2-5866

205上湧別チューリップ公園 北海道紋別郡湧別町上湧別屯田市街地318 01586-2-5866

チューリップの生まれ故郷は中央アジアから小アジアにかけて(北緯40度付近~中国西南部からイラン・トルコ・スペイン等地中海地方)と言われますが、ヨーロッパへは16世紀の後半に初めて紹介されました。チューリップの属名「ツリパ」の由来はトルコ語の「トゥルベント」で、この意味は頭に巻くターバンです。花の形がターバンに似ているためと言われていま す。なんでも、植物学者のブスベックが通訳の「ターバンに似ている」と言ったのを聞き間違えたためだとか。1634年から3年間は有名な「チューリップ狂時代」と呼ばれており、ヨーロッパ経済全体が大混乱になりましたが、結果的にこの加熱が品種改良を促し多く の新品種が生まれました。当時、高値がついた絞り模様は後にモザイク病の現象であることが判明します。この背景から18世紀のヨーロッパの花の絵はこの様 なチューリップが多くあります。日本に紹介されたのは江戸時代末期(1863年フランスから輸入)ですが、球根の生産がされたのは大正時代(最初は横浜・千葉、本格的栽培は第二次世界大戦後に新潟・富山)からとの事。現在では、公園の総面積は12.5ヘクタールに広がり、このうち約7ヘクタールに約200品種が植え付けられ、チューリップの本場オランダや国内最大の生産地富山県砺波市などから毎年新しい品種を導入し、春が遅く冷涼なオホーツクの気候までも逆手にとって開花時期を工夫しこの公園ならではの雄大な景色を作りあげてきました。かみゆうべつチューリップフェアの開催期間中は、入園ゲートの手前に地元でも味自慢の飲食店やお土産店などが軒を連ねるアーチ状の奇抜なオープンテラスのお店があり、ゆっくりとお買い物や食事を楽しんでいただけます。また、園内にはチューピットショップが用意され、お天気が悪くても室内でお買い物や休憩もでき、ご自宅でチューリップを育ててみたい方には球根の予約販売も行っています。そのほか園内ではお気に入りのチューリップを自分で堀り上げて持ち帰ることができる掘り取り体験ゾーンも設けられています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm34239688