森の美術館「木夢」は、故・伊藤英二前館長が製作した作品と、前館長が設計や監修した大型 壁面遊具、滑り台、木の砂場、トイシアター「木夢の島」などを備えた全天候型の屋内木の遊園 地として、1997(平成9)年、4月に開館しました。 伊藤英二さんが設計し、作った木のおもちゃは、どれも「ストロング(丈夫であること)」、 「シンプル(子どもの目線に立ち、構造がたんじゅんであること)」、「セーフティ(安全性が 高いこと)」であるという「3S」の考えに基づいています。そしてなにより、木のおもちゃで 遊ぶ子どもたちの笑顔を思いながら、心をこめ手間ひまかけて作られたものなのです。手に取り 、触れ、遊び、考え、木の温もりと手作りの優しさを確かめていただければ幸いです。