主流派経済学を超えて、「魂の学」に基づく新たな経済学へ 岡部光明氏(慶應大学名誉教授)

主流派経済学を超えて、「魂の学」に基づく新たな経済学へ   岡部光明氏(慶應大学名誉教授)

主流派経済学の限界を指摘し、「魂の学」に基づく新たな経済学の構築を訴える慶應義塾大学名誉教授の岡部光明氏(「第2次THE GATE シリーズセミナ-第2回」シンポジウムにて、2019年3月24日、東京プリンスホテル、トータルライフ総合事務局主催)。岡部氏は、日本銀行(日銀)の要職を歴任後、経済学者として、ペンシルベニア大学、プリンストン大学などの欧米の大学で教鞭を執り、また慶應義塾大学や明治学院大学でも長年にわたって研究と教育に従事した。退任後、名誉教授となった現在も、さらに精力的な活動を展開している。人間を輝かせる経済学を志す岡部氏は、2年前、『人間性と経済学:社会科学の新しいパラダイムをめざして』という大著を発刊。その主張は日本経済新聞などでも高く評価されている。その岡部氏が立脚しているのが、高橋佳子氏が提唱する「魂の学」。「魂の学」のエッセンスがまとめられた本が『最高の人生のつくり方』(高橋佳子著)で、この映像の冒頭、岡部氏は『最高の人生のつくり方』の読後感を述べている。さらに岡部氏は、シンポジウムの中で、「魂の学」は実践哲学であるとして、その特徴を①先端性、②現代性、③合理性、④実践性、⑤社会変革力という5つの側面から明らかにしていった。会場に集まったのは、経営・医療・教育・法務・芸術など多様な専門家の方々約1000名。岡部氏の主張に分野を超えた熱い共感が寄せられた。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm35294421