ただ書かずにはいられなかった。 彼はそれほどのセンスと愛嬌があった。 この世界面白いだけ売れることが難しいのは5年で痛感した。面白いというのは最低条件なのだ。売れるための戦略がいるし、作戦がいる。社会人として器用な立ち振る舞いというのが、サラリーマンより必要かもしれない。 しかし、我々がお笑いの門をたたいた時、 売れる売れないという前提の前に、 おもしろくなりたい、おもしろさへの憧れが大前提があったはずだ。 野球のオーナーしかり、経営以上に野球愛というものは求められる。 異論はあるだろうが、あまりにビジネスライクにお笑いを捉えるならば、その人はお笑いでなくビジネスをやるべきだ。 青臭い夢なしで始める奴はいない。