第十回ボカロクラシカ音楽祭参加作品:自由曲部門 該当テーマ:なし ジョンケージの「易の音楽」は1951年の作品で、賽を振って演者と作曲者が演奏を決めることから、偶然性の音楽というジャンルを打ち立てたと言われています ところでCPEバッハが、楽想・動機の源として乱数表とサイコロを使用していたことをご存じでしょうか(音符の長さなどが書かれた乱数表が現存しています) 「父(大バッハ)の神性をかなぐり捨てた」とも言われるこの無機的行為は、実はエマヌエルの真骨頂とも言える様式の確立に寄与したと思います(必ずしもそれだけが要因ではないでしょうが) 「父の業を前に挑めるは賽」…時代を切り開いたのはこの時もまたサイコロだったのだ…と言いたくなるような動機の面白さが特徴の曲をやってみました 私は大バッハの方が好きですが、エマヌエルも良いのです この曲を(楽譜無しで)初めて聴いたとき、私は冒頭が何拍子だかわかりませんでした mylist/24963463 mylist/29113406 ■追記:広告ありがとうございます!