三年二学期総復讐 - 初音ミク

三年二学期総復讐 - 初音ミク

”僕はただ 生きていようと 屍さ”(季語なし)ストックホルムを瓶ごと飲み込むと、わずかに狂気のあじがした。「見てもらえたらなんだっていい」と言っていた作家が死んだ。恥も外聞もなく売り込みをしていたけど、そのじつ、会うたびに芸術は孤独だと言っていた。だれかに媚びるものではないんだと泣いていた。冬にだけやってくる水の匂いがする。川や雨の匂いじゃない。それは夜で、寒いはずだけれど乾いて温かい夜だった。夜風が秋に戻ってしまったようだった。目一杯厚手の生地をつかいこんだ外套を着こんだ人たちも、一様になんでもない顔をしている。そこでふと気づいたのだ。まるでこれは作家が死んだ秋の夜だったのではないか。屋根裏で月明かりの鎖す孤独の裏側、誰だって死にたくはないなんて嘯いていた、だれもかれもがただ楽になりたくて、単純に求めるものなんだ、と聞かれたときに、僕らは答えていいはずだ。それは死であると。twitter : https://twitter.com/ooooo_xxxxx

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