ルート・バリアブル

ルート・バリアブル

遥か園から一万歩、男は荒野を裸足で歩き続けていた。疲れ果てた彼が、どこにも続かぬ道を歩いていると、ふと一人の少女が目に留まる。「キミは、誰だい?」「私は█████」そう名乗る少女は、それ以上話さなかった。どこか気まずい雰囲気を感じ取った彼は、口を開く。「ここで、何をしているんだい?それに、空に浮いてるあの趣味の悪い物体は?」「質問は一度につき一個までよ」しばしの沈黙の後、彼女は私のほうを向き、しゃべりだす。「あの趣味の悪い風船は、観察者。私はここで、ただ行く人来る人を見ていたの」そして彼女は立ち上がる。彼女の赤色の澄んだ目が私を打つ。「ようこそ、”ROUTE VARIABLE”へ」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36953771