「 幻身 」(UTAUオリジナル曲)【VOCALOID】

「 幻身 」(UTAUオリジナル曲)【VOCALOID】

音量が小さいです。また、はじめは右側からしか音が出ないようになっています。これまでは特定の人(=プロ)にしかできなかったことを技術・ソフトによって誰にでもできるようにするというのはいいことなんですかね。我々がプロの人を「凄い」「カッコイイ」などと思うのは、おそらく「その人がやっている事はプロにしかできないのだろう」という前提を我々が持っているからというのが大きいと思うのですが。そのため、一般人が活気づいて平然と表舞台に進出することで(インターネットによってこれは簡単になった)それが案外誰にでもできることを暗に主張してしまうと、プロの人の尊厳やその業界そのものの面白味が損なわれるわけです。別に素人は調子に乗るなだとか、不都合な事実を包み隠せなどと言いたいのではなく、では何が言いたいのかというと、「誰にでもできる様にする」というのは私は必ずしも良いとは思えないからどうにも支持できないということと、「素人」というレッテル以上の質を求める、または生み出せるのならば「プロ(professional)」として活動すべきだということ、そして私はまだ素人レベルだから別にいいよねということです。ええ。(単純なことが一般人にもできるようになったにすぎず、プロはプロにしかできないような難しいことを新しくやればいいという考え方もできなくはないですが、それはただ「プロの価値が無くなれば終わる」という、厄介ないたちごっこを導くだけで、そもそも物の質の良し悪しというのは大抵はその時代における相対評価である一方、業界というのはある程度粗削りである方がかえって面白いという場合も多いので、そのような競争は業界のプロの間でやればよいかと。)まあ作業を簡単にするというのは現代においては、効率化の観点からはある程度不可欠なのだろうとも思うんですけど。ただそれがスポーツや創作活動、もしくはこれまで子どもの憧れの的だったような職業にまで及ぶとなるとどうしでも疑問に思ってしまう訳です。歌詞はこちらの動画説明文にあります。 https://www.youtube.com/watch?v=jryL1bI_V8o

http://www.nicovideo.jp/watch/sm37008114